MIX使いの女王
まいこホリスティック スキンクリニック院長
山崎まいこ先生
「いかに均一に光を反射させるかが透明感の決め手。キメを整え、光を多く透過させるには“肌の脂質”が鍵となる」(山崎先生)
後行乳液は「保湿力」で透明感
水分蒸散を防ぐ保護効果と、潤いを与える効果を兼ね備えているのが一般的な乳液。先行タイプとは処方が違うので、使い方に注意!
【ポイント1】のせるだけじゃなく“なじませる”ことが大事
山崎先生
クリームも同じですが、乳液を肌の上にのせただけでは効果は半減。塗ったあとはハンドプレスし、浸透を促して
【ポイント2】肌状態に合わせて使う順番を変えてみて!
山崎先生
敏感になった肌には、水分がしみてしまうことも。そういうときは化粧水をスキップして、乳液からケアをスタートさせるのもあり。先行乳液は水分の浸透を促すのがおもな役割なので、このときに使うのは保湿をメインに設計された乳液を使って
【ポイント3】浸透がわかりやすい“手塗り”でなじませ
山崎先生
皮膚とのふれあいにより自律神経のバランスが整って血行が促進、浸透もアップするので、保湿が目的なら手で塗って。重ね塗りしたいときは時間を置いてから
まずは広い面からざっと塗っていく
適量を手のひらに取り、乳液を両手に広げる。そこから頬、おでこ、あごなど広い面に塗布。残った乳液を指先に集め、小鼻や目の下、唇のまわりといった細部に塗っていく。
手のひらでしっかり浸透!
「油分がのっかっているだけだと上滑りしてしまってテカリにつながります。手のひらでなじませていくうち、もっちりと吸いつくようになったらちゃんと浸透した合図」(山崎先生)
時間を置いてから確認することも大事
「なじませたあと手のひらで肌を確認し、物足りなさを感じたら追い乳液が必要。一度に大量に塗っても浸透しにくいので、何回かにわけて塗ったほうが効果的」(山崎先生)
撮影/榊原裕一(山崎さん)、高橋一輝(静物) ヘアメイク/小松胡桃(ROI) 取材・文/穴沢玲子 構成/大木光
Edited by 大木 光
公開日:
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