実は、透明感を高めるのに欠かせないのが、オイルや乳液、クリームなどの油分アイテム。苦手意識をなくして上手に取り入れることで肌がワンランクアップした印象に。オイルの正しい使い方をVOCEでもお馴染み美容ライター穴沢さんにお伺いしました。
オイルの女王
美容ライター
穴沢玲子さん
MIX使いの女王
まいこホリスティック スキンクリニック院長
山崎まいこ先生
「水分を引き込んだり、肌の表面にバリアをつくってダメージを防いだり。幾通りもの使い方があるオイルは、透明感アップの心強いサポーター」（穴沢さん）
Q.【オイル】透明感への役割は？
光を失いくすんだ肌に一発逆転のツヤをプラス！
穴沢さん
水分が少なく、保湿の持続力が優れているのがオイルの魅力。なじませれば瞬時にツヤが出るので、皮脂不足でくすんでいる人に最適です。血行不良で首などがガチガチに凝ってくすんでいる場合も、マッサージすることで肌に明るさと透明感が
山崎先生
粘度の低いサラサラ質感のオイルは、美容液ぐらいの保護力しかない場合も。スキンケアの締めにはクリームを塗りましょう
どんな肌タイプにおすすめ？
- 血行不良でくすんでいる肌
- 皮脂の分泌が少ない肌
- ゴワッとして水分が入りにくい肌
オイルの女王が選ぶ【透明感推しオイル】
二層式やカプセルタイプなど、形状も多彩なオイル。使用するタイミングや用途、あと肌で使い分けて、ツヤのある透明美肌に！
保湿だけでなく抗酸化もエイジングケアも
肌にも髪にも体にもスッとなじんで保湿する
水のように軽やかなのに、しぼんだ肌を強力に修復
水層とオイル層をブレンドするから潤いを与えて逃がさない
洗顔後の肌になじませてオイルバランスを整える
【ポイント1】温度＆湿度を味方にして浸透力を高めて！
穴沢さん
油溶性の美容成分を多く含み、肌の保護膜になるオイルですが、表面が冷えてこわばっているとなじまないことも。肌の温度と湿度を上げて浸透を促進しましょう
適量をなじませて浸透具合をチェック
「洗顔後すぐにつけるもの、美容液として化粧水のあとにつけるものなどオイルにも種類がありますが、肌に塗り広げたあと、ずっとテラテラしているようなら浸透していない証拠」（穴沢さん）
速攻の透明感は油分＋ホットタオルで
「オイルの肌なじみが悪いと思ったら、ホットタオルで顔全体から首にかけて温めます。蒸気の効果で肌がふっくらして、オイルがあっという間に浸透。瞬時に透明感が出ます！」（穴沢さん）
【ポイント2】メイク前の使用で、素肌に“透け感”と“立体感”！
穴沢さん
化粧水の前にオイルを塗ると水分を引き込んでくれるため、潤いによって角層の透明感がアップ。テカリとは違うツヤが出るうえに、光の効果で骨格も際立ちます
【ポイント3】日中の追いオイルで、ツヤ感と保湿力を強化
山崎先生
乾燥するけどクリームは重たいと感じる日中は、オイルを薄く塗るのがおすすめ。髪や爪などにも使えるマルチタイプなら、乾いたところ全部に使えて便利
撮影／岩谷優一（vale.／穴沢さん）、榊原裕一（山崎さん）、高橋一輝（静物） ヘアメイク／小松胡桃（ROI／山崎さん） 取材・文／穴沢玲子 構成／大木光
Edited by 大木 光
公開日：
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