クリームの女王
美容家
小林ひろ美さん
MIX使いの女王
まいこホリスティック スキンクリニック院長
山崎まいこ先生
「やわらかさも透明感も、そしてツヤも与えられるのがクリームも強み。栄養補給という面からも大人の肌に必須」(小林さん)
Q.【クリーム】透明感への役割は?
美容成分がぎゅっと詰まった油分界のスターアイテム
小林さん
クリームのおもな役割は、化粧水や美容液などの水チームで得られた潤い成分の蒸散を防ぐ“フタ”。潤いを内側にしっかり閉じ込めて、肌が乾燥しないように守ってくれるわけです。次に、油分と油溶性の美容成分を肌に与えるという役割。これらの働きによってバリア機能が強固になり、健康的な肌になるとともに、光の透過率が上がって透明感もアップ。とどめて封じ込めて強化する、クリームはツヤのフィクサーなんです
どんな肌タイプにおすすめ?
- 乾燥によるくすみがある肌
- 潤いが低下して乾きやすい肌
- 弾力がなく疲れて見える肌
クリームの女王が厳選【透明感のためのクリーム6選】
小林さん
好みのテクスチャーや使用感によって選べるのもクリームの美点。軽くてもリッチでも栄養分はたっぷりなので、感触で選んで!
【軽やか派に】
【こっくり派に】
塗り漏れ注意! 4大くすみポイントの集中ケアテク
小林さん
くすみが気になる部分は塗り漏れが多く、ケアが不足していることが多いんです。クリームで膜をつくり、肌のガード力を上げて!
赤みが気になる小鼻は小指で優しく
皮脂は多いけれど皮膚が薄く、アレルギーがある人だと摩擦で赤みも出やすい小鼻。ケアを忘れがちなので、ここは薬指や小指の側面を使って優しく塗布して、保護力アップ。
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鼻の下や目頭にも忘れずに
「色ムラが起きやすい鼻の下や目頭ですが、油分をしっかり与えておくことでバリア機能が高まるし、キメも整って乾燥しにくくなります。忘れずになじませて」(小林さん)
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実は乾燥危険ゾーン! 唇の両脇は小指で
「ケアの盲点となるのが唇の端。リップクリームの塗り忘れも多く、気づけばカサカサになって色素沈着していることも。繊細な部分なので、小指の側面で塗布」(小林さん)
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フェイスラインは保湿しながらほぐす
「マスクのヒモでこすれ、モヤモヤぐすみが出やすい耳の前、塗り忘れが多いこめかみなど、フェイスラインも色ムラが出やすい部位。マッサージしながら保湿も」(小林さん)
◆山崎先生のワンポイント
顔全体にムラなく塗る必要はありません!
「化粧水と違い、クリームは顔全体に均一に塗らなくても大丈夫。乾燥しがちな頬や目まわりは十分に、皮脂が多いならTゾーンは少なめになど、肌に合わせて調整を」
撮影/岩谷優一(vale./小林さん)、榊原裕一(山崎さん)、高橋一輝(静物) ヘアメイク/鈴木京子(小林さん)、小松胡桃(ROI/山崎さん) スタイリング/程野祐子(小林さん) 取材・文/穴沢玲子 構成/大木光
Edited by 大木 光
公開日:
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