【舞台裏】選出の裏側を全公開! 審査員の舞台裏を徹底取材!
VOCEベスコスの陰には、審査員の方たちの多くの努力がありました。日々、コスメと真摯に向き合う中で“読者ファースト”の逸品を時間を費やし模索する。そんな審査員の舞台裏を公開。
【憧れ度No.1】美容家 神崎恵さん —365日、ベスコスを探してる! 「日々、人体実験です」
「自分で買いに行きたい!と思えるものしか選びません」
ベスコス選出の基準は、実感値をベースにトレンドなど、多くの要素を考慮しますが、なかでも価格については冷静に判断します。自分自身、コスメを買いに行くと「欲しいけど高い」と悩むことがあるので、実感値と価格とのバランスをしっかりと判断します。買う価値があると感じた逸品を厳選しています。
肌不調さえ審査に生かす!
肌の調子が乱れた時を審査員としてのチャンスと感じることも。この肌あれにはどんな反応があるのか、刺激を感じないか……。読者の方に安心して使ってもらえるように、あらゆる肌状態でチェックしています。
「受賞コスメに寄せたコメントは、美容偏差値が高い読者に向けた渾身のVOCEヴァージョンです!」
VOCE読者の方は、コスメ愛が強く、知識も豊富。そういった“通”にはどう表現すればコスメの魅力を届けられるのか、どうしたら心を揺さぶることができるのか。毎回悩みながも熱い想いで何度も書き直しています。
「コスメを失敗したときのどうしようもない思いを知っているから、本当にいいものを伝えたい」
コスメ選びに失敗する悲しさは、コスメ好きほど辛いもの。VOCE読者の方にそんな思いをしてほしくないからベスコスを通じて“間違いのないコスメ”を発信し続けています。
【“誰にでも似合うトレンドメイク”の魔術師】ヘアメイク Georgeさん —
「SNSを駆使してVOCE世代の悩みや願望をくまなくキャッチ」
読者のためのベスコスなので、選ぶものが独りよがりにならないように注意しています。ここ2年は、インスタライブなどの視聴者コメントから得たリアルなニーズやトレンドを加味し、VOCE読者にふさわしいセレクトに。
インスタが私のコスメ記録ノート
インスタのコスメ紹介でじっくり試し塗りをすると、記憶にも記録にも残ります。おかげでより厳密な審査に。
“リアルに使えるもの”がMY審査基準!
コスメは使ってこそ価値があるもの。オシャレかつトレンド感もあり、簡単に使えるというバランスを大切に!
「私のセレクトを使えばトレンド顔になれます」
単品で旬アイテムを使うのは至難の業。なので、私が選んだものを追ってもらえれば“旬顔”が完成するよう全体の構成も考えています。
【こんな大人の女性になりたい】ビューティエディター 松本千登世さん —
「コスメは総合力で判断。開発の苦労や携わる人の想いなども審査の対象に」
メーカーの研究者の方などにお話を伺うと、リリースの解説からは読み取れていなかった深い研究内容や熱い想いを知ることがあります。そのコスメが生み出される原動力となった人々の努力や想いにも心が動かされます。
「エイジングケアに慣れた先輩として、VOCE世代の気持ちのリアルに寄り添うセレクトを」
VOCE世代は、突如現れ始めたエイジングサインに戸惑いを感じるころ。その迷う気持ちにすぐに答えを出し、“肌はまた育つもの”と自信をあたえてくれるようなコスメを選んでいます。
【肌の声に理論で応える】医師・貴子先生—
「成分や理論はしっかり確認。主要成分の安全度まで意識してセレクト」
コスメファンと医師、2つの視点からコスメを選びます。成分内容を確認して謳っている効果の相違などをチェック。また、今期は患者さんの多くが悩まれた“マスク老け”に応えるようなセレクトに。
毎日真剣に審査。試しまくります!
自宅では時間の許す限り、リリースをお供に新製品を試しています。使用後は、肌をじっくり観察し、その効果や変化をチェック。
クリニックでもコスメ三昧の日々
その時期のノミネートコスメは、いつでも使えるように医局でスタンバっています。何度も繰り返し使い、試します。
選考期間はSNSの広告などに影響されないように、一旦見るのをやめます(笑)
製品の情報がくわしく説明されたリリースは何度も熟読します。けれど、余計な情報に惑わされないためにPR色の強いSNSや雑誌の広告などはできるだけ避け、自分の感覚を大切にしています。
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撮影/来家祐介(aosora/神崎さん)、金栄珠(松本さん) スタイリング/石関靖子(神崎さん) ヘアメイク/津村佳奈(神崎さん) 取材・文/金子優子
Edited by 並原 綾
公開日: