──「TONE DROP」のネイルをプロデュースされることになったきっかけを教えてください。
「『TONE DROP』を運営されている株式会社ディー・アップさんとは、アイラッシュ商品をプロデュースさせていただいたりと、以前からお付き合いがあったんです。あるとき、私が爪のファンデーションのようなネイルがあったらいいなと思っていますとお伝えしたところ、ぜひやりましょうと意見を取り入れて下さって商品開発に動き出すことになりました」
──“爪のファンデーション”というキーワードは、どういったところから需要を感じられたのですか?
「私の職業柄、日々ファッションとネイルの組み合わせや新作のネイルを試して発信することが多いのですが、寄せられるメッセージのなかには、『ネイルが塗れないんです』というコメントも結構多くて。実際に私自身も子育てをしているころや、仕事によっては塗れないこともありましたし、家事をしているとせっかく塗ったネイルも爪先から剥がれてしまったりして、名刺交換やレジでお支払いをするときなどふとした瞬間に自分の爪を見て恥ずかしくって気持ちが沈むということも経験しました。カラーを楽しんだり、こまめにケアをすることが難しくても、爪先がつるつると整っているだけで気持ちが良い方向に変わるはず。そんなネイルを作りたいという思いがずっとありました」
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神崎さんがこだわったポイントは?
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