美肌マスター・水井真理子さんが注目する「マイクロバイオーム」スキンケアとは?
トータルビューティアドバイザー
水井真理子さん
エステ、アロマ、東洋医学を学んだ経験から、肌だけでなく心や体にもアプローチするお手入れを心がける。丁寧な語り口と確かな知識で幅広い世代から信頼を得ている。
美容業界をとりまくグローバルな注目ワード“マイクロバイオーム”。人体や動植物、土壌や海など自然環境に生息している微生物総体を指すワードだ。スキンケア分野においては “美肌菌”、“肌の育菌”などと呼ばれる菌叢(きんそう)研究として発展している。
「私がスキンケアで初めて菌に関する本を読んだのは今から15年ほど前になります。ある大学教授の先生の著書で、“からだの中の菌環境と肌の菌環境はとてもよく似ている”という言葉が印象的で、それ以来、菌に関して興味を持ちました。でも当時はまだまだ菌に関したアプローチは少なくて、むしろ、アクネ菌に代表されるように菌は悪者の存在。それに日本人は清潔志向の方が多いから、菌はいらない、取り去るものと考えるほうが主流だったかも知れません」(水井さん)
世界中の化粧品業界が注目するマイクロバイオームとは?
「ここ数年の間に欧米、韓国、もちろん日本も含めて化粧品業界においてマイクロバイオーム分野の研究が盛んになされています」この動きについて、水井さんもとても関心を寄せているひとり。
「マイクロバイオームにおけるワードといえば、みなさんもよくご存知の“美肌菌”。これは『いい菌は美肌につながる』という考え方を根付かせました。菌は悪者だけではないということがわかったのです。同時に、スキンケアだけでなく腸内環境を育てる上で欠かせない善玉菌という言葉が広く認知されたり、悪玉菌、日和見菌といった菌も身近な存在になりました。『菌活しよう!』なんていう言葉が今ではスタンダードになっていますよね」(水井さん)
肌の“善玉菌”を増やすにはどうすればいい?
皮ふには無数の菌が存在している。それらは「皮膚常在菌」と呼ばれ、「善玉菌」、「日和見菌」、「悪玉菌」の大きく3つに分類される。代表的な善玉菌のひとつに表皮ブドウ球菌があり、これがいわゆる“美肌菌”だ。美肌力を高めるには、善玉菌をいかに増やすかがカギとなる。
「菌は自分次第で育てることもできるし、バランスを調整することもできると思っています。善玉菌を増やしたいなら、肌に潤いをたっぷりと与えて紫外線などの外的ストレスから肌守ること。悪玉菌は、乾燥や肌をこするなどの物理的な刺激によって増えます。日和見菌は優勢な菌に寄ってしまうという性質がありますから、善玉菌が多ければ美肌に、悪玉菌が多ければ肌トラブルが加速します」(水井さん)
菌叢バランスが整うと、生まれてくる角層もキレイに
肌の善玉菌、日和見菌、そして悪玉菌。この3つの菌バランスを整えることで、肌トラブルの少ない、健やかな肌が育まれる。一方で、菌叢バランスが崩れる原因は、乾燥や大気汚染、心理的なストレスなど。
「乾燥や大気汚染にさらされている肌は善玉菌である肌の表皮ブドウ球菌が減ってしまいます。さらに、心理的なストレスによっても同じことが言えます。ストレスによって肌あれしてしまった経験がある方はきっと少なくないはず。そして、菌叢バランスが崩れると肌の透明感も失われてしまいます。菌叢バランスが整うと生まれてくる角層もキレイになり、その層が積み重なることで透明感のある肌が保たれます。角層って取り去るもの、不要なものと思われがちですが、育てるものでもありますから」(水井さん)
“菌叢バランス”に着想を得た新世代ブライトニング美容液、誕生!
「今までにない、まったく新しいアプローチのブライトニング美容液」
「今年はブライトニング美容液が続々と発売しています。クレ・ド・ポー ボーテからは、6年ぶりの大リニューアルとなる『セラムコンサントレエクレルシサンn』が登場しました。シミやそばかすの予防※1による“点”でのアプローチだけでなく、乾燥によるくすみなど肌全体をとらえた“面”でのアプローチを、新たに資生堂の最新のマイクロバイオーム研究から着想を得て進化させています。単なるブライトニング美容液という域を超えていると期待感を寄せています!」(水井さん)
「肌印象が変わった! と周囲から言われるように!」
「使ってみて真っ先に思ったのは、みずみずしいシルクタッチの使用感。肌なじみが秀逸で、肌にすっとなじみ肌表面が想像を超えるほどに滑らかに。やさしくハンドプレスをするとどんどん入っていきます。仕上がりを確かめたくて鏡をまじまじと見ながらお手入れしていますが、直後に肌が喜んでいるのが実感できます。朝晩使っていますが、使い続けるたびにどんどん気持ちがアップしていくのわかります。嬉しいことに、肌印象が最近変わった?といわれることが増えました。1本、2本、3本とずっと使い続けたい、満足度の高いブライトニング美容液です」(水井さん)
「ブライトニングもしたい、肌バランスも整えたい方におすすめします」
「みずみずしい使用感といい、マイクロバイオームから着想を得ている点といい、このブライトニング美容液はとくに20代、30代のみなさんにも使っていただきたいですね。ブライトニングもしたいし、肌のバランスも整えたいという方にはぴったりのアイテム。鏡を見るたびに嬉しくなりますし、肌が喜ぶスキンケアをしている自分を褒めてあげたくなります。今までにない、新しいブライトニング美容液を使ってみたいなら、コレしかありません!」(水井さん)
■クレ・ド・ポー ボーテ セラムコンサントレエクレルシサンn 〈医薬部外品〉40ml¥17600、レフィル 40ml ¥16500>>
「クレ・ド・ポー ボーテ セラムコンサントレエクレルシサンn」美容のプロの実感レビュー
ビューティエディター
安倍佐和子さん
一年を通じてブライトニングケアを欠かしたことはないけれど、どこか義務的だったことに気づいたのは、セラムコンセントレエクレルシサンnと出会ってから。美白有効成分2種に加えて、肌が持つ個性マイクロバイオーム研究に着目した新処方で、やっと自分に相応しい透明感ケアが可能に。さらには、なめらかでとろけるような極上のテクスチャーに肌と心が心底、満たされていく幸福感を知って、ブライトニングケアへの常識が一変! 自分らしく透明感を極めたい、そんな想いに応えてくれる名品です。
ビューティエディター
平輝乃さん
肌にあるマイクロバイオーム=菌叢に着目。話題の腸内フローラと同じく、叢とは多様なものが共存する村とイメージするとわかりやすい。一人ひとり違う、マイクロバイオームの構成。その新しい発想にワクワクする。4MSK※2やm-トラネキサム酸※3などの従来成分に加え、新配合のクリスタチューンコンプレックス(保湿・肌保護)※4で角層深部にうるおいを届けて明るい肌に。外から与えるツヤというより、内側から輝くイメージ。クレ・ド・ポー ボーテが目指すダイヤモンド美白のレベル、新ステージに。
美容ライター
金子優子さん
『使わない理由が見つからない』というのが、私がセラムコンサントレエクレルシサンnを手に取り続ける理由。オーバーワークや寝不足で土偶のような曇り方になりますし、若いときに年間100日以上雪山で滑走していた代償を感じていますが、それでも諦めたくない。澄みわたるうるおいも均一な印象もほしい。そんな立ち向かう気持ちを応援してくれるような使用感がうれしい。なめらかで艶やかで冴え冴えと昇華されるような気分がほんとうにたまらない。マジで大好きです!
※1 メラニンの生成を抑制し、シミやそばかすを防ぐこと
※2 メトキシサリチル酸カリウム塩
※3 トラネキサム酸
※4 ユーカリ葉エキス、マルトース・ショ糖縮合物、濃グリセリン
提供/クレ・ド・ポー ボーテ
https://www.cledepeau-beaute.com/jp/
撮影/天日恵美子 ヘアメイク/田中宏典 スタイリング/坂下シホ 取材・文/夏目円 構成/黒木里恵
Edited by VOCE編集部
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