お話を聞いたのは…
まいこホリスティッククリニック院長
山崎まいこ先生
キレイのためのお風呂のギモン10
Q.1 お風呂上がりのスキンケア、ベストなタイミングは?
A. 外気の乾燥で潤いがどんどん 逃げていくので、なるべく早く!
山崎まいこ先生
お風呂上がりは皮脂膜が一時的に取られ、水分蒸発量が増えている状態。冬は外気の湿度が低く、乾燥しやすいので早めに。汗が出ている場合は引いてからでOK
Q.2 巡りを高めるために最適な湯船の温度は?
A. 39℃から徐々に温めて!
山崎まいこ先生
いきなり41~42℃の湯船に入ると表面は温まりますが、すぐ熱く感じて出てしまい、身体の芯まで温められないことが。少しぬるめの39℃くらいの温度からゆっくり温めていくのがベスト
Q.3 湯船に入ると肌がかゆくなってしまいます。原因は?
A. 皮脂膜が溶けて敏感な状態になるから
山崎まいこ先生
お湯に浸かることで皮脂膜が溶けて肌が敏感になるのが原因。乾きやすい部分にはボディオイルを塗ってから入浴するのも手。湯船の温度が高い場合も。39℃を目安に見直して
Q.4 健康や美容のためにベストな入浴時間は?
A. 5~15分程度がオススメです
山崎まいこ先生
日々の入浴なら5~15分で十分。体力がない方はのぼせやすいので5分程度でOK。長湯したい場合は身体を慣らしながらだんだん時間をのばして
Q.5 長湯すると乾燥しやすくなるって本当?
A. 潤いのバリアはどんどんなくなります
山崎まいこ先生
長湯するほど、角質層の保湿成分が流失し、バリア機能が低下するので、肌は乾燥しやすい状態に。長湯するなら保湿成分の入った入浴剤を使うのが◎
Q.6 入浴中にも水分補給は必要ですか?
A. 入浴の前後でOK
山崎まいこ先生
5~15分の入浴であれば、入浴前後にしっかり水分補給すれば問題なし。それ以上の長湯をする日は飲み物を持ってお風呂に入って入浴中にも水分補給を
Q.7 入浴する時間、ベストなタイミングは?
A. 寝る1時間前までに済ませて
山崎まいこ先生
お風呂の目的が疲労回復やリラックスなら夜がオススメ。身体が温まりすぎていると睡眠に入りにくくなるので、寝る直前ではなく1時間前までを目安に
Q.8 お風呂上がりにオススメの飲み物は?
A. 電解質の入った飲み物が◎
山崎まいこ先生
汗には水だけではなく、ナトリウムやマグネシウムなどイオン(電解質)が含まれています。だから、水とともにイオンを補うことが大切。汗のイオンバランスに着目したポカリスエット イオンウォーターも手軽でオススメ
Q.9 どれぐらいの量を飲めばいいですか?
A. 最低でもコップ1杯分
山崎まいこ先生
通常の5~15分程度の入浴なら、コップ1杯(約200cc)は飲む必要あり。できれば常温のものを。サウナや温泉、長湯などでたくさん汗をかいた場合は量を増やして
Q.10 お風呂でむくみは取れますか?
A. マグネシウム入りの入浴剤を
山崎まいこ先生
お湯の圧が物理的にふくらはぎのポンプ機能をサポートするので、巡りの改善に。筋肉を緩ませ血流を改善するマグネシウムを入浴剤で取り入れるのも◎
撮影/高橋一輝 取材・文/小池菜奈子 構成/大木光
Edited by 大木 光
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