【メイクの教科書】長井かおりさん直伝！“あか抜け眉”の作り方

◉眉山がキリッと際立つ山形眉

山形の眉を平行眉に整えるため、眉頭から眉山が床と平行になるようにペンシルで描き足し、眉山の下を埋める。眉山から眉尻の外側にも描き、角度をゆるめる。眉頭にも描き、眉の距離を寄せる。仕上げにパウダーを全体に。

＼眉山が目立たないよう描き足し並行眉に／

◉右が薄く左が低い、W非対称眉

右眉の位置を高く見せるためペンシルで描き足すのは上。黒目上から目尻の上あたりまで肉付けし、下がり印象を緩和。左は眉尻の毛の密度を濃くするように描き足す。右眉尻の下をコンシーラーで消し、両眉尻の高さを揃える。

＼左右異なる肉付けでチグハグ感を均等に／

◉眉山を剃り落とした八の字形困り眉

自立した大人っぽさを目指すなら、頼りない印象になる下がり眉は避けたいところ！　まずはペンシルで眉山をつくり、毛の密度が薄い左の眉尻に描き足しつつ、長さを出す。眉尻の毛が下がらないよう透明マスカラでFIXを。

＼眉山を再生してストレートな大人っぽ眉へ／

◉がっつり刈り込み系アーチ強めの非対称眉

刈り込んで短くなった毛に合わせ、ペンシルも点を打つように描くのがポイント。毛が欠けている部分と、眉山の下の凹みを埋め、下がった右眉尻をコンシーラーで消す。毛足が短いぶん、発色がいいのでパウダーは軽めで。

＼触覚アーチをフラット修整。平行眉風に／

◉剛毛だけど眉尻薄め！　高さ違い眉

眉の位置が低い左側は、眉頭から眉中の上にペンシルで描き足し、左右の高さを調整。眉尻の毛の隙間を埋めたら、パウダーは毛に絡めるようにオン。左の眉頭下と右の眉山をコンシーラーで消し、角度をゆるめて。

＼上がり眉要素を消し、平行眉に移行／

◉眉山剃り落とし＆刈り込み眉

ペンシルで短い線を描きながら眉山を再現し、左右対称になるようにバランスを見ながら描き足す。毛足が短く地肌が染まりやすいのでパウダーは軽めに。刈り込みすぎが左右非対称の要因なので、まずは毛を生やそう！

＼グレーペンシルの植毛効果で原形眉を再生／

＼下がり眉／

◉左右離れぎみの“剛密ロン毛”下がり眉

ペンシルで、眉頭から眉山が地面と平行になるように眉尻部分に毛を描き足して下がり眉を修整する。オレンジパウダーを全体にのせて、明るい印象に。ハイトーンヘアで違和感が出る場合はベージュ系の眉マスカラを。

＼眉頭増毛＆下がり眉修整で“儚げ眉”回避／

＼下がり眉／

◉軟毛で高密度。高低差あり眉

左右で高低差があるため、メイク前にスクリューブラシでとかす際に眉が高い方は下方向に、低い方は上方向に。ペンシルで描くときも同様に、眉が高い方は下に、低い方は上に足し、高さを整える。パウダーは全体に。

＼片方は上、片方は下。描く位置で高さを修正／

＼吊り眉／

◉眉間が狭く鋭い角度のアーチ眉

力強い眉を柔らかく整えたいということで、角度と眉間の狭さを修整してやわらかな印象に。ペンシルで眉上に描き足し、角度をフラットに整え、コンシーラーで内側まで入り込んだ眉頭の内側と眉頭の下＆眉山を消す。

＼鋭角ポイントを修整し、眉角度10度ダウン／

＼吊り眉／

◉刈り込み注意！　キツく見えちゃう上がり眉

刈り込んだ短い眉と同じ長さの線をペンシルでチョンチョンと眉の上部と眉山下、眉尻部分に描き足し、自然なストレート形に整える。金髪なのでパウダーは、明度の高いからし色やイエローに近いブラウンを選び、全体に。

＼黄色系パウダーの地肌染めで金髪に対応／

＼吊り眉／

◉抜きすぎて毛が生えないアムラー世代眉

毛が長いので眉山の下を埋めるときは一本一本描き足し、パウダーを全体にのせる。描き足した眉山下が浮く場合は再度上からペンシルで描き足して。仕上げに眉頭と眉山をコンシーラーで消せば、アーチがなだらかに。

＼アーチ＆細眉を修整して脱・ギャル感／

＼吊り眉／

◉眉頭がグッと下がった、眉の上辺のみ鋭角眉

眉の底辺はキレイなので生かし、吊り眉印象にしている眉の角度を修整。ペンシルで眉頭から眉山が床と平行になるように肉付けし、パウダーを全体に。コンシーラーで角ばった眉山を消せば、優しい印象の眉に。

＼眉上の描き足しと眉山消しで“やわ眉”化／

長井かおりさん監修！
＼フェイスパウダー診断はこちら／

フェイスパウダー診断