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教えてくれたのは…
管理栄養士
望月理恵子さん
株式会社「Luce」代表取締役、健康検定協会理事長。管理栄養士としての知識と正確な情報をもとにトータルビューティを提供。レシピの作成やテレビ出演、誌面などを通じて情報を発信している。
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▶【カフェイン中毒】1日何杯までOK?中毒になるとどんな症状が出る?
カフェインを含む食品って?
望月さん
コーヒー、紅茶、緑茶、ウーロン茶、チョコレートなど、身近にあるものの多くにカフェインは含まれています。あとはエナジードリンクにも多く含まれていますね。
カフェインにダイエット効果は期待できる?
望月さん
カフェインには脂肪分解酵素を活性化する働きがあるので、代謝促進や体脂肪の分解といった効果が期待できます。少量ならば血行促進効果もあります。
カフェインを摂るとむくみが解消できる?
望月さん
カフェインには利尿作用があるので、むくみ解消に働きかけると言えますが、摂りすぎると尿と一緒に塩分排出作用のあるカリウムまで排出されてしまうため、かえってむくみやすくなることも。健康な人でも摂取量は1日400mg以下に抑えることが大事。
目を覚ましたい! そんなときに有効な摂取法は?
望月さん
カフェインを摂取すると約30分で覚醒作用が働くと言われていますから、眠気が出そうな時間の30分前に飲んでおけばスッキリ過ごせるはず。たとえばカフェインを摂ってすぐ30分間の昼寝をしたら、目覚めは快適になると思いますよ。
カフェインでエイジングケアができるって本当?
望月さん
カフェインそのものにも、体の炎症を抑える抗炎症作用がありますが、コーヒーにはクロロゲン酸、緑茶にはカテキンなどのポリフェノールも含まれています。ポリフェノールには活性酸素によるダメージを抑制する効果があるため、コーヒーや緑茶には抗酸化と抗炎症という、アンチエイジングに重要なダブルの働きが期待できると言えるでしょう。ただどちらも飲みすぎはNG。とくに玉露はカフェインの量がコーヒー以上に多いので、ほどほどに!
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写真/ShutterStock 取材・文/穴沢玲子 構成/西村美名子
Edited by 西村 美名子
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