【KEYWORD. 1】体の内側から温める
代謝が下がると、肌本来のデトックス機能が落ちて老廃物が溜まりやすく、新しい肌への生まれ変わりも滞りがちに。だからこそ、顔のみならず全身を温めて、巡りをよくするケアはマスト!
ホットドリンクで内側からポカポカに
温かい飲み物を意識してとるようにしていて、最近、よく飲むのは、阿波番茶という有機発酵茶。お水も常温が決まりで、外出先などで冷たいドリンクをオーダーする場合も、せめて氷抜きに。
冷やさないを習慣化
一年中、家では靴下をはくのが鉄則。とくにお風呂上がりは、熱を逃さないようにすぐに5本指ソックスをはいて、その上からカバーソックスも。おかげで冷えなくなりました。
5本指ソックス
5本指タイプのシルクソックス。素足にまずこれを。
正活絹 冷えとり靴下 1枚目 ¥2200/スイートサイト
カバーソックス
先が丸くなったタイプは5本指ソックスの上から重ねばき。
正活絹 冷えとり靴下 4枚目 ¥1100/スイートサイト
毎日、湯舟につかる
夜はもちろん、顔色が冴えない日は、朝、42~43度の熱めのお湯に10分入浴。これをするまでは、ハイライトやお粉に頼っていましたが、今は不要に。ツヤツヤとしてくすみも目元の濁りも全部とれます!
炭酸で巡りをよくする
温めなくても巡りをよくすることができる炭酸ケアは私にとってマスト。忙しい朝は炭酸泡の化粧水や美容液、時間のある夜は炭酸パックでケアします。肌がパッと明るくなり、むくみも軽減!
フレッシュな炭酸でパック。
ドクターメディオン スパオキシデュアルジェル100g ¥3400/メディオン・リサーチ・ラボラトリーズ
センサイ AS マイクロ ムース トリートメント s 90㎖ ¥18000/カネボウ化粧品
シルキーな感触でなじみ、香りは華やか。
\寝ている間も無駄なく!/ 石井さん流・温活睡眠
夏でもひざ下には羽根布団をオン!頭寒足熱が美肌をつくる
「頭は起きている間中、フル稼働しているのもあり、熱が溜まりやすいのに対して、下半身はすぐに冷える。これは全身の熱のバランスがくずれて、血流が悪くなっている証拠。なので、夏は上半身はタンクトップ一枚でも、足元は二重ソックスの上に羽根布団も。冬は足元には湯たんぽを入れて、上下で温度差ができないようにします」
【KEYWORD . 2】コスメを浸透させる
化粧水をはじめスキンケアは、肌表面にのせるだけではなく、きちんと中へ届けることが大事。美容成分が行き渡り、きっちり効力を発揮できるように浸透できる肌状態に整えましょう。
まずは角質をほぐす
肌表面に古い角質が残っていると、肌は硬く分厚くなり、コスメが浸透しにくい状態に。とはいえ、ゴシゴシこするなど摩擦を与えてとるのはNG。かえって肌が硬くなるので肌あたりの優しいもので力を入れずにオフ。
継続使用で毛穴も目立ちにくく。
ベネフィーク リセットクリア 150㎖ ¥3800(編集部調べ)/資生堂
ソフトな感触で肌を傷つけることなく角質オフ。
ローションを10回かけて入れ込む
500円玉大の量の化粧水を手にとり、手のひら全体になじませてから、顔の凹凸に添わせてハンドプレス。肌表面がヌルッとして入らなくなるまで、10回を目安に繰り返して。
ミスト化ローションでまんべんなく保湿
ゴワつきがひどいときは、スチーマーやホットタオルで肌を蒸しながら化粧水を10回入れ込みますが、化粧水をミスト化するスチーマーなら浴びるだけで簡単。隙間なく角質層まで浸透させられます。
\手持ちの化粧水をミスト化できる/
進化版スチーマーは、手持ちの化粧水をミスト化する機能が追加に。温スチームとの合わせ技でよりふっくらもちもちに。
スチーマー ナノケア EH-SA0B オープン価格/パナソニック
\オススメローション/
透明感がアップ。
雪肌精 クリアウェルネス ナチュラル ドリップ 200 ㎖ ¥3600(編集部調べ)/コーセー
ハリ不足肌に。
リフトディメンション リプレニッシュ ファーム ローション 200 ㎖ ¥7000/コスメデコルテ
ブースターを取り入れてみる
肌を柔らかくほぐして、うるおいの導線をつくり、続く化粧水や美容液の成分を肌の中へとぐいぐい引き込むブースター美容液。スチーマーやホットタオルのかわりに使うのも手!
さらりとしたオイルでピンとしたハリも。
イモーテル ディヴァインインテンシヴオイル 30㎖ ¥12300/ロクシタンジャポン
とろみのある液で肌が和らぐ。
トワニー タイムリフレッシャーV 60㎖ ¥5000/カネボウ化粧品
実は危険! 逆効果なやりがち保湿ケア
グイグイ摩擦しながら塗る
「うるおしたいという思いが先行するあまり、指を強くすべらせたり、ぐいぐい押すのは×。肌は刺激から守ろうとして、逆に硬くなり、うるおいが入りにくくなるので、肌は優しく触れるのが鉄則」
超至近距離でスチームを浴びる
「吹き出し口に顔を近づけている人がいますが、熱いシャワーを浴びているのと同じで、肌を硬くし、毛穴を目立たせる原因に。なんとなく顔全体を蒸気があたってふんわり包まれるぐらいの距離感で」
撮影/岩谷優一(vale./人物)、伊藤泰寛(静物) ヘア/大野朋香(air) スタイリング/青木宏予 イラスト/ちばあやか 取材・文/楢﨑裕美 構成/河津美咲
Edited by 大森 葉子
公開日:
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