What’s 「アーティストBeauty」?
歌声や音楽によってさまざまな感動を届けてくれる、アーティストたち。彼女・彼らが持つポジティブなマインドや、美への意識のあり方を探るインタビュー企画。「アーティスト×美」というテーマで、新たな魅力を深掘りします!
第1回ゲスト 大原櫻子さん
「夢は誰かに言ったほうがいい」その言葉に従ったら人生が望む方向に!
──大原さんは、17歳の時に女優と歌手の同時デビューを果たし(主演映画『カノジョは嘘を愛しすぎてる』)、当時、大きな話題になったことを覚えています。小さい頃から、2つの夢があったのですか?
「実は、子供の頃から歌うことが大好きだったのですが、『歌手になりたい』と口にしたことはあまりありませんでした。むしろお芝居にも興味があったので、女優にはなりたいと思いつつ、夢をずっと秘密にして、日々歌いながら生きてきました。
ある時、姉から『夢は誰かに言っておいた方がいいよ、何が夢をつかむきっかけになるかわからないから』と言われて。それで、高校生ぐらいから『女優になりたい』と、友達や周りに言うようになったんです」
──そこから、夢をつかむきっかけになったのは?
「高2の時、友達から『サク(大原さんのあだ名)にぴったりだと思う』と言われて受けたオーディションが、漫画原作の映画『カノジョは嘘を愛しすぎてる』のヒロイン、理子役でした。歌うことが大好きな理子は、バンドで歌っているうちにCDデビューやスクリーンデビューをしていくのですが、私と重なる部分があったんです。
そもそも、その作品の音楽プロデューサーを務めるのは、尊敬していた亀田誠治さんだと知り、1回でも私の歌を聴いてもらえたらいいな、という思いが強かったというのもあります。そして、ありがたいことに合格をいただいて、女優と歌手という夢を一気に叶えられることになりました」
行動力があるのは昔から。行動すると、必ずいいことがある。
──お姉さんの助言通りに夢を口にして、さらにご自身の行動力があったことも大きいですね。
「そうなんです、今でも思い立ったらすぐに行動するタイプで。たとえば昨日も。今は(取材時)学園祭シーズンで、出演が続いて忙しいのですが、どうしても髪の毛のトリートメント剤が欲しくなってしまったんです。それで、学園祭終わりに美容院に駆け込んで、ついでにカラーのリタッチをして、トリートメント剤も入手したのですが、『疲れているんです』と言ったらヘッドマッサージまでしてもらっちゃって。最高でした(笑)。行動すると、必ずいいことがあると思っています」
──すごく説得力があります。夢を一気に叶えるって、どんな気分ですか?
「まさか自分の顔が出ているCDが、お店に並ぶとは思っていなかったので、不思議な感覚でした。この先どうなるんだろう……という不安もあったのですが、常に冷静でいることを心がけているので、『そんなに大きいことじゃないよ』って自分に言い聞かせるようにしていましたね。『浮かれてはダメだ』って(笑)」
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悩んだ時は一瞬号泣!