ツヤ肌をつくるのは“圧倒的なうるおい”です
石井流・ツヤ美肌の条件
1.うるおい満タン 2.キメが整っている 3.光が巡る
ツヤ肌の基本は毎日の徹底した保湿です
私がお手入れの中でとくに大切にしているのが、朝の20分保湿。中でも化粧水は、肌表面がヌルッとしてもう入らない“満タン”な状態になるまで浸透させます。もちろん肌がゴワゴワして硬く、化粧水が入りにくいときもありますが、それは、すなわち効かせたい美容液も入らないということ。スチーマーなどで必ず温めてゆるめ、きちんと浸透する肌にするのはマスト。キメが整って化粧ノリがよく、一日中、くずれず、乾かず、ツヤ肌を保つ秘訣です。
硬くてツヤのない肌は、表情まで固まってしまいます
表情はミリ単位で変わっていくものだけど、肌が硬いと動きが悪くてカクカクとしてどこか不自然。優しい表情を心がけてもひきつったり、自分では笑っているつもりでも、上手に笑えてなかったり。そうなると神経質っぽい印象を与え、怒っていると誤解されることも。でも、肌が柔らかいと表情がしなやかに変わり、丸みがあって優しげ。だから、いつもうるおいで肌を柔らかくほぐしておくことは大事なんです。
ツヤ肌を味方につけたら自信が出て、人生まで明るく!
たっぷりうるおいを入れ込んでおくと、肌はツヤツヤと発光して見えるもの。たとえ、いろんなコンプレックスで自分に自信がもてなくても、光を浴びて輝いちゃっているから、“自分なんて”って思わなくなって自信にも繋がる。私自身、色黒の肌がコンプレックスだったけど、このツヤを手に入れてからは自信が生まれて、毎日のケアももっと頑張ろうと前向きに。今の“私”をつくった大切なテクニックです。
スキンケアでうるおいを蓄えた肌には勝手に光が集まります
よく「ハイライトは何を使ってますか?」と聞かれますが、この撮影も含め、今の私はハイライトに頼っていません。使っているように見えるのは、肌の色の問題ではなく間違いなく、浸透させたうるおいの量の違い。同じベースメイクを使っても、仕上がりが全然違うのです。実際、うるおいを満タンにしてからだと、余分なものを塗らずにクッションファンデを薄くなじませるだけでツヤツヤに。どんな光の中でも、確実に光が私に集まってくれるのです。だから皆さんもぜひ。
撮影/岩谷優一(vale./人物) ヘア/大野朋香(air) スタイリング/青木宏予 取材・文/楢﨑裕美 構成/河津美咲
Edited by 河津 美咲
公開日:
この記事に登場したプロ