Update2:“いつもの私”をいい意味で裏切ろう【ときどきメイクでドレスアップしてみる】
ときにはメイクも服も思い切りドレスアップ。“非日常な装い”は気持ちまで新鮮にしてくれるから。こういうメイクではついアイラインをがっつり引きたくなるけどそこをあえて抜く。大人だからこそ醸せるしなやかな強さを表現。
■使用したのはこちら
ダークなボルドーやグレークールなグレーにパールで軽さを。
サンク クルール クチュール〈ゴールデン ナイツ〉
090 ¥7800(限定発売)/パルファン・クリスチャン・ディオール
ワンストロークで叶う美しいツヤ。深みのある赤にパープルのパールが輝き、メタリックに発色する。
ランテルディ・リップスティック
350 ¥4000/パルファム ジバンシイ
<HOW TO>
- パレット中央のボルドーをアイホールにぼかし、同じ範囲に左上のグレーを薄く重ねる。
- 涙袋にも同様に、パレット中央のボルドーと右上のグレーを上まぶたよりも淡く重ねる。
- 濃いめのアイメイクにヌケ感を出すため、アイラインとチークは引き算。
- リップは輪郭通りに直塗り。均一に塗りメタリックな質感に。指で押さえてツヤを調整。
気づいてなかった新しい私にいつもメイクで出会える
河ちゃんとは20代前半の時からよく撮影でご一緒しているので、こんなに大御所のヘアメイクさんになっても、ついつい河北さんではなく河ちゃんと呼んでしまっています(笑)。昔から、いつもメイクで新しい佐々木希を見せてくださるので、今日も感動しました! 特にこのページのドレスアップメイク。普段、こういうメイクは仕事でもプライベートでもあまりしたことがないのですが、すごくしっくりきました。ダークでメタリックなシャドウで、リップも濃いめ。メイクを足しているのに重くならないのは、アイラインでの引き算やリップの上質なツヤのおかげ。足し算と引き算のバランスの絶妙さは、さすがです。
30代。大人と呼ばれる年齢になった私が今大切にしているのは、美容のルーティンを怠らないこと。朝起きたらすぐに顔を洗って、スキンケア。好きな香りをつけて髪を整え、軽くメイクをして、好きな服に着替えて。フルメイクをしない日でも、顔色が冴えるようにリップは必ず。「大変そう!」と思われそうですが、やっていることは簡単なことばかりで、何より自分自身が心地よいんです。元気がない日でも気分を上げてくれるので1日をご機嫌で過ごすために、私にとって美容はなくてはならない存在。これからも、ずっと。
佐々木希「ドラマティックで、しかもこなれるメイクの“盛り”に初めて出会えた!」
VOCEST! が佐々木希さんのメイクに挑戦!!【できる河北メイク】Vol.2
ヘアメイク/河北裕介 撮影/吉田崇(まきうらオフィス/人物)、伊藤泰寛(静物) スタイリング/長張貴子 モデル/佐々木希 取材・文/中川知春 構成/河津美咲
Edited by 河津 美咲
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