連載 VOCE特別インタビュー

【衛藤美彩】「昔は人と比べてメンタルがズタボロに……でも、ある言葉との出会いでまた自分を好きになれました」

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【衛藤美彩】「乃木坂時代はメンタルが地下100階まで落ちて……。ある言葉との出会いでまた自分を好きになれました」

乃木坂46を卒業後、ファッション誌等でモデルをこなす一方、フードのプロデュース業など幅広く活躍する衛藤美彩さん。プライベートではプロ野球選手の源田壮亮さんと結婚し、今年の1月には第一子である男の子を出産。今回、産休が明けてお仕事を再開したという知らせを聞き、インタビューが実現することに。全3回にわたり、結婚や出産、美容について、余すところなく語ってもらいました。

パートナーと良好な関係が築けているのは
自分を大事にする“セルフラブ”の気持ちを持てたから

「結婚という形だけでなく、異性でも同性でも、お付き合いを含めたパートナーとの関係に悩んでいる方って多いですよね。コミュニケーションが上手くいかないというか、すれ違ってしまうというか。『私たちは割といい関係を築けているのかもね』って夫(プロ野球選手の源田壮亮さん)と二人でよく話しているんですけど、まず自分のことを大事にする“セルフラブ”の気持ちが根底にないと、他者依存してしまったり、相手を思いやることは出来ないと思うんです。いわゆる自己肯定感なんですが、私は乃木坂46に入った頃は『よし、やるぞー!』って前向きだったし自分のことも好きだったのに、選抜に入れない日々が続き、右左どっちを向いても美女ばかりで、しかもみんな性格も優しくて。そんな中に入ったら心が折れちゃったんですよね、『私って何なんだろう……』って。多分、地下100階くらいまでいきましたよ、メンタル(笑)。

そんなズタボロだった頃に、スヌーピーの名言集に出会ったんです。その中に、“配られたカードで勝負するっきゃないのさ、それがどうゆう意味であれ”というフレーズがあって、読んだときに結構カミナリに打たれましたね。『そうか、私は私でしかいられないんだ。じゃあ、今持ってるものを大事にして勝負するしかないじゃん!』って、ある種吹っ切れたんです。そこから、色んな本を読み漁って、他者に向きがちな意識を自分に向ける訓練を開始。自分研究ですよね。良いところも弱いところも一回全部見つめて、その上で自分の好きな所を増やしていったら、時には人と比べることもあるけれど、おかげで今は自分が大好きになりました

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夫・源田壮亮さんと結婚した理由

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