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直川貴博(のうがわたかひろ)
1994年2月28日生まれ。和歌山県出身。日テレ系福島中央テレビアナウンサー。アナウンサーを志した大学時代から、【〇〇パン】との愛称で慕われる局アナさんに憧れを抱いていたことより、愛称は「ノウパン」。『踊る!さんま御殿!!』への出演などをきっかけに、「かわいすぎるアナウンサー」として全国的な話題に。自他ともに認める「美容オタク」で、月に一回は東京に美容遠征を行うほど。
“メンズライク”攻めのカラーメイク”に挑戦!
「ちょ、ちょっと、これは……。自惚れちゃいそうです(笑)。自分じゃないみたい。こんな風に自在に雰囲気を変えられるのも、美容の魅力ですよね」
ノウパンのスキンケアへの思い。
美容は自分を底上げする力なんです
「この前、渋谷を歩いていたら知らない方から、『肌、キレイですね〜!』って話しかけていただいたんです。家の近所のスーパーで買い物してるときも『今日も直川さん、可愛い〜!』なんて褒めていただいたり。こんな風に知らない方に話かけていただけるのって、美容のおかげなんですよね。入社当時だったら考えられないこと。もう、嬉しくて」
「私がこんなにも美容を頑張るのって、もちろん好きだからという気持ちが一番なのですが、肌がキレイになったり、メイクがうまくいったりすることで、自分に自信が持てるというのも大きな理由。すっぴんで、髪もボサボサだと、つい伏し目がち&猫背になってしまうけど、“今日の私、イケてる”って思えたら、背筋がピーンと伸びて、ポジティブになれますよね。それがいい。自分で自分を底上げできる。美容って魔法みたいですよね」
IKKOさんの存在によって、周りが自分をポジティブに受け入れてくれたんです
「学生時代、『オネエMANS』という番組が大好きだったんです。各分野のスペシャリストのオネエ様たちが、とにかくカッコよくて。中でも、巧みなメイクテクニックを披露されるIKKOさんをきっかけに美容に一層の興味を抱きました。そして求心力のあるタレント性をもってテレビで輝くIKKOさんの存在あったからこそ、当時から周りの人に理解されやすかったんだと思います。ちょっと話し方が周りの男子と違っていても、『タカちゃんはIKKOさんだね』ってポジティブ受け入れてもらえた。人って、分からないもの、知らないものには拒絶反応起こしやすいじゃないですか。でもIKKOさんという存在をみんなが知っていたので、すんなり理解してもらえたんです。『踊る! さんま御殿』に出させていただいたとき、なんと共演者にIKKOさんがいらっしゃって、IKKOさんに救われました。本当にありがとうございましたとお手紙を書いて渡しました。優しかった……!」
「以前、自社の夕方ワイド『ゴジてれChu!』で記者としてLGBTQ+の当事者を取材させていただいたのですが、反響がすごくて。『救われました』などと声をお寄せくださる方もいらっしゃいました。まだまだ足元にも及ばないけれど、私が学生時代にIKKOさんに救われたように、誰かの気持ちを楽にしたり、前向きにしたりすることができたのなら、放送した甲斐があったなって。と同時に、次は、私自身が矢面に立ってみようかなと決意した瞬間でもありました。もちろん、いろんな考えがあるから、私を不快に思う方もいるかもしれない。でも、男性だけど、メイクもするし、美容好き。一般的な男性アナウンサーとは、ちょっと違う私がいることが、誰か一人の救いになるのであれば。これからも、美容好きをどんどん公言していきますよ〜」
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美容代は30万超のことも!