反論を書く時間を感謝の気持ちを伝える時間にする
りんたろー。「先生、エゴサ―チもよくないですか?」
樺沢先生「エゴサ―チはしないほうがいいですね。どれだけ頑張っていても、1割くらいの人はネガティブなことを書き込みますから。それを見ると誰でも落ち込むので、見ないほうがいいと思います。よっぽどメンタルが強い方か、ネガティブコメントを見て逆に励まされる効果が大きいと感じるなら見てもいいですが(笑)」
りんたろー。「怖いもの見たさなんですけど(笑)。メンタルが引っ張られそうなときにはエゴサ―チを控えたほうが良さそうですね」
樺沢先生「りんたろー。さんのようにライブなどで応援してくれている人に直接会える機会がある方は、SNS以上にリアルな関係性を大事にしてください。
たとえば、ライブに足を運んでくれるお客さんは何千円もお金を払って見に来てくれていますよね。SNSでネガティブコメントを送ってくる人はりんたろー。さんに1円も払っていません。お金がすべてではありませんが、そう考えると実際に応援に来てくれる、または毎日SNSをチェックする時間をつくってくれるファンのコメントのほうが10倍も100倍も大切だと思えるはずです。
反論を書く時間や気持ちをファンの人にあてたほうがずっと有効です。そのコメントを伝えることで、ファンの方も喜んでくれるでしょう。批判された人に反論しても何のメリットもありません」
りんたろー。「その通りですね。今までの反論していた時間がもったいない! これからはもっとファンの方に、感謝とポジティブな情報を伝えていきたいと思います」
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SNSを見るのは1日1〜2時間まで