連載 EXITりんたろー。美容道

【EXITりんたろー。】精神科医・樺沢先生に直撃!「メンタルを削られないSNSの上手な活用法」【連載94回】

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【EXITりんたろー。】精神科医・樺沢先生に直撃!「メンタルを削られないSNSの上手な活用法」【連載94回】

手軽にいろんな情報を知ることができる便利なSNS。ほぼ毎日発信されるりんたろー。さんやVOCEのSNSをチェックしたり、自分から情報を発信している人も多いのではないでしょうか? でも、発信する側も受け取る側もコメントやその内容を楽しんだりする一方で、落ち込んだり、不安を感じることも少なくありません。そこで今回は、心を乱されないSNSとの上手な付き合い方を精神科医の樺沢先生に教えてもらいます。

お話をうかがった方
樺沢紫苑先生

精神科医、作家

樺沢紫苑先生

SNSを通して精神医学や心理学、脳科学の知識をわかりやすく情報発信し、YouTube「精神科医・樺沢紫苑の樺チャンネル」が大好評。

Q.SNSとの上手な付き合い方を教えてください

りんたろー。さん(以下、敬称略)「僕がしていきたいことは、僕が体験した情報を多くの人にシェアすること。そのツールとしてSNSはとても便利です。みなさんの『いいね!』やリプにいつも励まされているけど、ときどき書き込みにイラッとしたり、落ち込んでしまったりすることも。だからずっとSNSとの上手な付き合い方が知りたかったんです!」

A.いいコメントにだけ反応して、ネガティブ意見はスルー

樺沢紫苑先生(以下、樺沢先生)SNSに悪口や誹謗中傷、ネガティブなことが書き込まれていたら見ないのが一番です。書き込みにはいいものもありますが、悪いものもありますよね。いい意見よりも悪い意見のほうが気になって、どうしてもそちらにばかり気持ちが引っ張られてしまいます。私もSNSで情報を発信していますが、悪い意見には目を通しません」

りんたろー。「そうしようと思っても、悪い意見って気になるんですよね……」

自分に肯定的な7割の意見にだけ目を向ける

樺沢先生ユダヤ教の教えで『1対2対7の法則』というのがあります。世の中に10人いたら自分を嫌う人が必ず1人、自分を好意的に思う人が2人、残りの7人は自分のことを何とも思っていません。

これは非常に正しくて、例えば職場など毎日働いている場所を思い出してみてください。10人いたら、仲の悪い人が1~2人いて、仲のいい人が2~3人いて、残りはこれといって何とも思っていない人ではないでしょうか?

ネット上も例外ではなく、ほとんどの人がサイレントマジョリティで、りんたろー。さんのことを肯定的に思っているけど書き込みをしないんですよ」

りんたろー。「そうなの! みんないいコメントなら遠慮しないでどんどん送って~」

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ネガティブな書き込みをする人の特徴は?

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