台湾カルチャーが恋しい!
3泊3日でサクッと行けた大人気の旅行先、台湾。台湾カルチャーが恋しい今、日本にいながら台湾を感じる秘密は?
pick up interview
YUKA AOKI
青木由香さん
神奈川県生まれ、台湾在住。日本と台湾のメディアに執筆やコーディネートを通して大好きな台湾を日本に紹介しているカリスマ観光大使。日本から台湾のお洒落アイテムを購入できる『你好我好』店主。
台湾ビューティには、毎日キレイになる習慣あり!
台湾文化への深い造詣や熱いリスペクトを持つ、台湾在住のコーディネーターとしてファンが多い青木由香さん。あんなに身近な旅行先だった台湾にもコロナで行けなくなった今、青木さんの新刊にうれし涙する方も多いのでは? 今回は、日本にいながら台湾美容を取り入れるコツをお伺いしました。
開口一番、「台湾女性は、自炊をしなくちゃ! という強迫観念がないから、手も綺麗ですよ〜」。そうでした、台湾、香港などはヘルシーでリーズナブルな屋台文化だから、朝から外食も当たり前。会社に着いたら買ってきた朝食を食べることから始めるなんていう光景も普通だそう。羨ましいですね。
「基本的に、食べ物に気を使っていて、身体の内側からキレイと健康をキープしようというのは当たり前です。徹底しているのは、身体を冷やさない、生理前には体温より低いものを食べない。だから、私の実感ベースですが日本に比べて生理痛やつわりのひどい人が少ないと思います。体調を崩す前に、日頃からコツコツと習慣として整えている人が多いですね。漢方由来のスイーツ、薬膳由来のスイーツを知らないうちに食べているという文化的なメリットもあります」
家庭がそもそもそういう食文化、美容文化だからわざわざ勉強しなくても身についているとか!
他にも、「海鮮好きが多い台湾女性ですが、生理前と最中は身体を冷やす海老、イカ、貝類を我慢したり、水分補給も呼吸するように、ちびちびたゆまず飲み続けるなど、基本を押さえている印象があります。コロナ前から文化的にず〜っと、健康=美しさという美容カルチャーなんですね。だから湿気のせいもあるけどすっぴん率も割と高くて、今もすっぴん風の美肌&黒髪が美人のベースです。市場でフレッシュジュースやフルーツが手に入りやすいのも女性には嬉しい環境ですよね」。他にもこんなにスマホが普及しているのに、首がニョキッと出たスマホ首になることなく、姿勢が良い女性ばかりだそう!
青木さんの新刊はそんな台湾カルチャーがみっちり詰まった充実の一冊。これを読んでコロナ明けには台湾へ旅したいですね!
『暮らしの図鑑台湾の日々
マネしたい生活のあれこれAtoZ×基礎知識×実践アイデア』
¥1980/翔泳社
力まず、無理せず、心地よく! マネしたい、台湾の暮らしの「いいところ」を集めた一冊。台湾の美食、おしゃれ、文化をたくさん紹介し続けてきた青木由香さん待望の新刊。
構成/藤本容子
Edited by 大森 葉子
公開日: