\この方に聞きました!/
ビューティジャーナリスト
安倍佐和子さん
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多くの女性誌で記事を担当するほか、広告、化粧品マーケティングなどの分野でも活躍。スキンケアからメイクまで得意分野広し!
SDGsに本気で向き合うブランドがこれからの美容業界を牽引
「環境への配慮が、単なる宣言ではなく可視化できているばかりか、製品にも落とし込めていることに意味がある」と安倍さん。植物の栽培実験や社会的&環境的な取り組みの研究が行われているシャネルのオープンスカイ ラボラトリー、植物研究と実験のためにつくられたYSLのウリカ コミュニティ ガーデンなど、原材料から管理できるブランドはSDGsの面からも最先端。
「サステナブルな製品づくりをしながら先進技術も搭載し、しかもラグジュアリーであり続ける。これを実現できる製品が下半期は爆発的に増えた印象」(安倍さん)
◆新米記者 カモ子メモ
SDGsな原料採取、日本では進んでいますか?
新米記者 カモ子
海外の大手ブランドのように、自社農園で環境を考えて原材から栽培するブランドは、日本でも増えると思いますか?
安倍さん
国土が狭い日本での自社農園設立は簡単ではないし、有機栽培も国内ではハードルが高いようです。パブリックオーガニックやITRIM、THREEは国産原料にこだわり、契約農家から入手する、生産者の経済活動を保護するなどの努力を続けています。そういう形で原材料を確保していくのが日本におけるメインストリームになっていくのかも。
撮影/伊藤泰寛(人物)、柏原力(静物) ヘアメイク/金澤美保(安倍さん分) 取材・文/穴沢玲子
Edited by 加茂 日咲子
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