2021年上半期の全体運
2020年12月に起こる木星と土星の会合、グレートコンジャンクション。そして、その基盤となるエレメントが土から風に約240年ぶりに切り替わるミューテーションが起こります。
物質的な豊かさを象徴する土の時代から、それぞれの個性や価値観を重視し、多種多様なライフスタイルが良しとされる風の時代に切り替わり、今まで基準になっていた常識や定義が大きく形を変えようとしています。
風はAI、デジタル、ネットワークやオンラインなどがキーワード。人工知能が人間に変わって仕事を覚え、ロボットが雑務をこなすようになると、人が選べる職の幅はどんどん狭くなっていくでしょう。例えば製造業では、3Dプリンターで簡単にものが作れ、製造工程もどんどん人の手を離れていってしまいます。また接客業では、オンラインでの買い物が当たり前になり、実際の店舗を抱える費用がリスクになってしまうのであれば、そこで働いている人員は削減の対象になってしまうでしょう。配送業もドローンなどの新しい形がどんどん試されていますよね。そんな時代だからこそ、自分力、個性、オリジナリティーというのが何よりも大事になります。
組織に依存せず自分個人の発信力を高める
そんな自由な時代だからこそ、自分の生き方、必要とされる能力や個性、あなただけの魅力があれば、人に埋もれることなく自分の人生の主役として過ごせるはずです。そのためにはとにかく好きなことを追求してみる、組織に依存せず自分個人の発信力を高める、やりたいことがあったり会いたい人がいれば積極的にコンタクトをとってみることが大事。今、SNSを通して世界中の人と繋がることが出来るようになりました。ひと昔前の時代のように有名大学を出て、一流企業に勤めて、年功序列で役職をもらい、この企業なら一生安泰……というような時代では無くなってきていますよね。おしゃれな絵を描くことができるイラストレーターがいれば、SNSから仕事をオファーされるし、人気曲をSNSで歌って配信したことがきっかけで歌手デビューする人も今では当たり前になっています。YouTubeだって、タレントでもない一般の人が注目を集め、今ではテレビタレントよりも稼ぐ時代になっています。
風の時代は年齢や性別ではなく、職種や国籍でもなく同じマインドを持った人たちとの交流で自分が磨かれていきます。そのためには好きなことを見つけたり特技はどんどん披露することで、思わぬところからオファーをもらったり、自分だけのスタイルが確立されていくはずです。人の真似をしたり、羨ましがったり、出来ない理由を探してしまうと、可能性がどんどん薄れてしまいます。だからまずは自信を持って、その一歩を怖がらないことが必要です。
ライフスタイルの自由度が増す
オンラインでの仕事が当たり前になることで、特定のエリアに住まないといけないという考えが薄れていくでしょう。「東京じゃないと仕事が出来ない!」というわけではなく、例えば海外に住みながら、オンライン会議に出て、パソコン一つで日本の仕事をするようなスタイルが普通になるかもしれません。
恋愛や結婚でも、そうやってライフスタイルの自由度が増すことで、近隣の相手にこだわらず、県外の人とオンライン婚活をしたり、週末だけ田舎暮らしを楽しむような自由な発想を持つことで地方の人と出会ったり、可能性が大きく広がっていくはずです。
新しい未知の世界だからこそ、目に見えない不安なこともたくさんあるかもしれませんが、その分、上昇気流に乗ることが出来れば、一気に自分の世界が広がっていきます。とにかく閉鎖的にならずに風のようにフットワークを軽く過ごしてみましょう。
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Edited by VOCE編集部
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