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【不眠レベル診断つき】眠れない原因とその対策方法は?快眠の方法を専門家が解説

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作業療法士・菅原先生に質問! 毎日の疑問に一問一答

Q1.朝、どうしてもスッキリ起きられません!

A.二度寝をしてしまうという人は、朝起きたらすぐベッドに座るようにしてください。体を起こすことで脳の血圧が上昇し、スッキリ起きられます。二度寝はしないけれどだるくて起き上がれないという人は、入浴の最後に膝下に冷水と温水を交互に3回ずつかけるというのをしばらく続けてみてください。そのだるさは、心臓から送り出される血液が脳と内臓に十分行きわたっていないことが原因かもしれません。温冷の刺激によって血管力を鍛えれば、徐々に起きられる体になっていくはずです。

Q2.疲れているのになんだか寝つけないんです……。

A.まずはホットアイマスクで副交感神経を優位にしてみましょう。さらに日中、呼吸を止めている時間が多くないかをチェックします。浅い呼吸を続けていると交感神経が優位になりがち。6秒吐いて4秒吸うなどの呼吸法を取り入れて、自律神経のリズムを整えていきましょう。

Q3.夜中に目が覚めてしまいます!

A.目が覚めたときに時計やスマホを見ないことが大事! 時間を確認してしまうと、毎晩同じ時間に目が覚めやすくなってしまいます。また、目覚めたときにスッキリしているなら3時間は連続して眠れているはずなので、そのあと30分以内に寝つければ問題ないです。寝てすぐに起きてしまう場合は、深部体温がちゃんと下がっていないうちに眠ってしまっている可能性があるので、起床から11時間後にスクワットをして深部体温を上げておくなど、体温コントロールを取り入れてみましょう。

Q4.ヤクルト1000やCBD、睡眠サプリ……。これらは睡眠の質や量を高めるのに役立ちますか?

A.個人差が大きいし母体数も少ないので、いま現在は明確なエビデンスがないというのが実情です。でも寝ることに関心を向け、睡眠の質を高めようと意識するのはとてもいいことだと思います。ただどんな手段であっても、それはあくまでも睡眠リズムを手助けしてくれるものとして取り入れるべき。「これを飲めば寝られる」というのは、もはや薬です。そこまでの効果を期待してしまうと依存につながってしまうので、サポートアイテムとして試してみるぶんにはいいんじゃないでしょうか。

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取材・文/穴沢玲子 イラスト/大谷葵

Edited by 宮ノ原 幸佑

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