今回のゲストは元宝塚歌劇団・星組娘役スターの華雪りらさん。華やかで可愛らしく、雪のような透明感。お名前そのままの愛らしい娘役さんでいらした華雪さんですが、先日惜しまれながら宝塚歌劇団をご卒業されました。今回は在団中の美容のお話から趣味のお話まで! 是非お楽しみください。
『王家に捧ぐ歌』 のメイクが楽しかったですね。
美夢ひまり(以下 美夢)
前回のインタビューでは退団にまつわるお話をお伺いしましたが、今回は宝塚時代のお話を伺っていきます。宝塚時代のメイクのお話をお聞きしたいのですが、それだけくっきりしたお顔立ちだったらあまり苦労しなさそうですよね?
華雪りらさん(以下 華雪さん)
いや、6年目くらいまではあまり上手くいっていなかったですね。いつも苦戦していて、周りの方からも「素顔の方が良いよ」と言われ……。
美夢
描きすぎちゃっていたのかな。
華雪さん
そうなんです。年数を重ねて、舞台メイクとはいえ描きすぎないことを学び、徐々にしっくりくるようになりました。
美夢
在団中、メイクにこだわった役はありますか?
華雪さん
『王家に捧ぐ歌』の女官役ですね。私はもともとつり目なので、普段は垂れ目メイクをずっと心がけていたのですが、エジプトチームだったのでしっかりと目尻を強調するメイクでした。
美夢
結構楽しいですよね。
華雪さん
そうなんです。やってみたら結構楽しくて(笑) 眉毛も普段よりも山を強調させて、エジプトの壁画をイメージしてメイクしていたんですけど、そのメイクをすると女官スイッチが入る感じがして楽しかったです。
美夢
すごく分かります。
華雪さん
あと、退団公演のショー『Gran Cantante!!』はスペインがテーマだったので、いつもよりもヘルシーな肌づくりをしたり、濃いアイシャドウを選んだりして、ギラギラした印象に仕上げたのが楽しかったですね。
美夢
スペインのショーってなぜだか血が騒ぎますよね(笑)。
華雪さん
はい!
次ページ
ずっと手放せないヘアケア!
この記事に登場したコスメ(2件)