マシュマロ肌代表【森絵梨佳】の結論
「透明感とは素肌が透ける柔らかな肌のことである」
吉崎沙世子さんと語る【森絵梨佳の透明感のヒミツ】
ヘア&メイクアップアーティスト
吉崎沙世子さん
吉崎さん
絵梨佳ちゃんの透明感は、色に例えるなら柔らかなピンク。優しさや温かみを感じるような。今日のメイクもそれを活かしてみました。
森さん
透けてて、パウダーを使ってないのにふわふわで。この肌、すごく好きです!
吉崎さん
ピンク下地とリキッドファンデがポイントです。ピンク下地は幸せそうなツヤと血色を仕込めるし、クリームファンデのこっくりとしたツヤではなく、今日は軽さをだしたかったから、リキッドファンデでウブ感ある肌に。
森さん
隠しすぎないってことも、透明感に繋がるのかなと思います。いいところも悪いところも隠しすぎない、自分らしさが出せる肌。
吉崎さん
絵梨佳ちゃんの肌は透きとおるようにキレイ。日頃から何か意識していますか?
森さん
ずっと続けてるのはUVケア。土台を整えてこそのベースなので。それに加えて最近、温活を始めました。久々にお会いしたあるヘアメイクさんの肌がすごくキレイになっていたので聞いてみたら、サウナマットを使ってると聞いて……。早速真似してみたんです。そうしたら、すごく肌の調子が良くて。老廃物を汗と共に出して溜め込まない。それが大事だと実感しました。
【マシュマロ絵梨佳肌】はメイクでつくれる!
“隠しすぎないこと、塗りすぎないこと”が肝心。密閉感のない薄膜肌には光を透過して、柔らかな光を放つチカラがあるから。隠すべきは毛穴などの清潔感を阻害するものだけでOK。パウダーを使わないことで素の肌を透けさせて薄さを強調できるし、顔のメリハリも際立つ。
透明感を消す【NG】メイク
- シワやそばかすを完全に消す
シワやそばかすは肌の個性。完璧に消してしまうと素肌感が失われてしまうので透けさせて。 - 重めのハイカバーファンデを使う
ハイカバーファンデの濃密なツヤ感はマシュマロ肌には不向き。ファンデには軽さを求めて。 - パウダーでマットに仕上げる
素肌っぽさをキープするため、今回はパウダーレスに。肌本来のツヤで立体感も出しやすい。
1. ピンクの下地でツヤと血色を注入
メイクのファーストステップで、ほどよくパールが配合されたピンクのツヤ下地を全顔に仕込む。ほんのり上気しているような血色感と明るさ、そして満ち足りた、幸福感にあふれた雰囲気を下地の段階で仕込んでおくことがポイント!
2. ハイライトで内側にツヤを仕込む
今回ハイライトを使うタイミングはベースの後、ファンデの前。のせる場所はふっくら見せたい頬全体に。表面に強い光をのせてパーンと光らせるというより、あくまでも内側から滲み出てくるまろやかなツヤを、さりげなく増強するイメージで。
3. ファンデーションは薄く薄くヴェールをかけるように
重さや厚みの出ない軽やかなリキッドファンデはブラシ塗りで均一に、薄く。毛穴や濃いシミなどの気になる部分は、コンシーラーで隠すのではなく、このリキッドファンデを薄〜く重ね塗りすることで自然にカバーを。
撮影/岡本俊(まきうらオフィス/人物)、伊藤泰寛(静物) ヘアメイク/吉崎沙世子(io) スタイリング/川崎加織 取材・文/中川知春 構成/河津美咲
Edited by 河津 美咲
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