美界を代表するエキスパート
ビューティジャーナリスト
吉田昌佐美さん
ビューティサイエンティスト
岡部美代治さん
皮膚科医・内科医
友利新先生
ビューティライター
楢﨑裕美さん
美しさと至福を極める新たなジュエル。ディオールならではの革新と唯一無二のグランヴィル ローズが融合
類稀なる再生力を持つグランヴィル ローズから、もっともピュアでパワフルな※1バラエキス※2を抽出。ローズペプチド※3として肌に働きかけ、透明感もハリもと美しい肌に必要な要素をトータルでアップ。感触と香りも麗しく一瞬で虜に。
■プレステージ ラ クレーム N/50ml ¥47300、レフィル 50ml ¥40700、15ml ¥17600 ( 15mlのみEC、メガイベント限定・9/2発売 )
/パルファン・クリスチャン・ディオール
※1 ディオールにおいて
※2 整肌成分
※3 バラエキス、パルミトイルテトラペプチドー7、アセチルヘキサペプチドー8(整肌成分)
エイジングケア研究の新領域
今回、ディオールが着目したのは、エイジリバース理論。それはエイジングは「遅らせるだけではなく、取り戻すこともできる」という発想で、生物の寿命を研究するヴァディム・グラディシェフ医学教授により提唱されているもの。ディオールサイエンスは、この理論に着目して、エイジングケアの次なるステージへ研究を進めている。
友利先生
新たな理論に触れて、まず面白いなと思ったのが、生まれた年からの経過年齢ではなく、生物的年齢に着目しているということ。同じ年齢でも、見た目も病気のなりやすさも人それぞれで、そこには遺伝や生活習慣だけではない何かがある。その何かを探るという最近の医学トレンドともマッチしています。
岡部さん
実際、加齢は止められない。でも、メンタルを若く保っている人はいつまでも若く見えるように、細胞の生き方を変えれば、若いときと同じようになれる。
楢﨑さん
年を重ねることは肯定しつつ、若返るということですね?
岡部さん
僕はそう解釈したよ。なぜそれが叶うかは、たとえば、車などの物質と違って我々の細胞は日々生まれ変わっているから。希望
を与えてくれる概念であり、僕は賛成だね。
吉田さん
約15年ぐらい前に“マイナス何歳肌”ブームがあって、うれしいと思う反面、年齢を否定して無理に若返らせるようなイメージに少なからず抵抗を感じたし、果たして本当に叶うのかという思いも。
今回のディオールはまず最新知見できちんと結果を提示してきたことが素晴らしい。
友利先生
角質層、表皮、真皮と、肌の全層に対して若々しさのマーカーを示したのもいい。
吉田さん
この結果は、肌だけにとどまらず、私たちのモチベーションを高めてくれるなど、いろんな可能性を秘めていて、きちんとケアすることで、年齢を重ねていくごとに勇気と期待をくれる考え方だと思います。
友利先生
まさに肌のエイジングケア研究、そして化粧品における新時代の幕開けですね。
最新スキンケアを語る「美容サミット」
グランヴィル ローズから生まれた類稀なるパワーを惜しみなく
幼少期のクリスチャン・ディオールが感銘を受けた野生のバラをルーツに、4万種の中から見出され、7代の交配を重ねて生まれた、スキンケアのためのバラ、グランヴィルローズ。2021年からは生地であるグランヴィルにて野生に近い環境で栽培し、収穫。従来のバラの2倍の抵抗力、風速110km/hにも耐えうる生命力が備わっている。
先進研究が導き出した答えと、グランヴィルローズの奇跡
岡部さん
ディオールが今回新たに、肌の若々しさに関わる指標として、8つの“ユース バイオ マーカー”を絞り込んだのがすごい発見。
友利先生
その指標が肌に幅広く分布していて、それぞれの性質を特定したのが興味深いですよね。その結果、ひとつの悩みに対してではなく、ダイナミックにアプローチできるのが新しく、理に適っているな、と。人間って、免疫にしても炎症反応にしても、ひとつ何かスイッチを押したら、いろんなところに広がっていくもの。
岡部さん
まさしく生物学的に代謝経路は全部つながっていて、そこにいろんな酵素が働き、私たちは意識せずとも生きている。
それと同じように若さを保つための指標も複雑に絡み合う中に存在しているのに、今回特定できたのは、最新の3Dバイオプリンティング スキンを用いた新たな研究手法も大きいのでは。
吉田さん
長年、ディオールの研究を見ていると、タンパク質も炎症老化もと肌に関わる全部を網羅していて、それぞれを深く突っ込み攻めている印象。その積み重ねがあるからこそ、辿り着いたんだよね。そして、同じく専門的な研究を数十年続けているグランヴィル ローズがとてもポテンシャルのある成分だったというのは、ストーリーとしても魅力的。
楢﨑さん
ムッシュ ディオールの生家近くの崖で潮風に晒されても美しく咲いていたという野生のバラ。そこから生まれたローズの成分が私たちの肌と合うとはドラマティック!
吉田さん
グランヴィル ローズは化粧品のためにつくられたコスメティックフラワーであり、それを原種に近い環境で栽培するとなったことで、さらに桁外れの効果が期待できそう。
抽出方法、テスト法、製造工程、すべてに限りを尽くす贅沢さ
吉田さん
グランヴィル ローズのつみたての花びらから肌に有用な88もの分子を取り出すための時間と手間のかけ方も、まるで貴重な香料をとるような丁寧さ。
岡部さん
庭園内に可動式装置を持ち込んで低温圧搾し、溶媒を使わず電磁波で有効な分子を抽出。クリスチャン・ディオールのバラへの情熱から始まり、科学的な知見とテクノロジーで、肌と脳が納得するような製品に落とし込んでいるし、つくられる過程までがラグジュアリー。僕らはそこに信頼性を感じる。
友利先生
そうやって抽出される88もの分子をもとにローズペプチド※2という形にしたのも興味深いですよね。ペプチドは、前々から注目されていて、今は特にブーム。これこそ先ほど話したスイッチを押すもので、組み合わせやバランスがカギ。グランヴィル ローズとの相性で選び抜かれた配合も素晴らしい!
吉田さん
効果の確かめ方も、先進の3Dバイオプリンティング スキン モデルを採用するなどトピックスも多い。この、なめらかでスルスル溶けるような新感覚のテクスチャーも、独自の処方によるものですかね?
岡部さん
そうだと思います。商品開発の目線でいくと、クリームはスキンケアの中でももっとも技術が費やされるものであり、特に肌につけた瞬間の感触が大切。実際、僕が何もインプットしない状態で触れて驚いたのは、なじみの速さと肌を柔らかくする力。6段階の温度変化を経るステップを踏まなければ、こんなにもきめ細かいクリームにはなり得ず、納得感がある。肌とともに脳が喜ぶかまで考えられているのがプレステージらしい。
歴史と科学に裏付けられた奥深さと洗練されたラグジュアリーが共存
ディオールの歴史とともに歩んだ象徴のひとつ「ローズ コンパス」が刻印されたパッケージは、ジュエルでありながらサステナブル。高分子エコ抽出法で生まれたローズ分子エキス※1を含み、幸せへと導くテクスチャーと香りのクリームを収める。
※1 バラエキス(整肌成分)
※2 バラエキス、パルミトイルテトラペプチドー7、アセチルヘキサペプチドー8(整肌成分)
ラグジュアリーだからこそのサステナブルを追求
友利先生
ジュエリーのような贅沢な美しさで楽しくサステナブルできるのも魅力ですよね。
楢﨑さん
リフィルがあるから、というよりもパッケージが美しいから捨てたくなくてリフィルを買う。デザインとしてもサステナブルであると思いました。
吉田さん
そもそも、グランヴィル ローズをフルに活用しているところからして、サステナブル。再生紙を用いた外箱もクラシカルなデザインで、“ラグジュアリーなのに”ではなく、“ラグジュアリーだから”という考え方。
岡部さん
ガラスの軽量化はしながらも、きちんとジュエルであり、プレステージらしいワクワクする仕掛けは十分。努力の重厚感は確実に増している、そんな印象だね。
プレミアムでありながら、全世代に支持される存在
楢﨑さん
プレステージは、マイクロ ユイル ド ローズセラムを筆頭に20代〜30代にも人気でリピート率も高いと聞きます。プレミアムな製品が若い世代にも支持される理由とは?
岡部さん
見て、触れて、香りを嗅いでと五感で感じてまず幸せになれる。そしてきれいになっているに違いないという自信が生まれる。そこに価値がある。今はまだ買えなくても、いつか使ってみたいと夢を持たせる力もある。ジュエルのようなデザインにも、歴史と科学、技術に裏付けられた真のストーリーにも、共鳴できるからなのかな、と思います。
友利先生
プレステージは単なる流行りではなく熱烈なファンをつかんでいる印象です。ストーリー性に共感できて、本物志向を求める人は価値を感じて、このクリームを手にする。自分が好きなものには投資する人が増えているという流れとマッチしていますよね。
吉田さん
憧れというのもコスメの重要な要素ですしね。このクリームもとろけていくらでも入っていきそうなほどなじみがよく、思わず触れたくなるほど柔らかく艶っぽい。ふっくらとしたハリも感じます。こういう充足感はあらゆる世代に受け入れられると思う。
友利先生
芳しいローズの香りにも驚きました。老若男女、それこそ我が家のもうすぐ3歳の娘までもが「ママ、いい匂い」という香り。
楢﨑さん
マイクロ ユイル ド ローズの香りも甘やかで癒やされます。
岡部さん
テクスチャー、香り、デザイン、効果、そのすべてが常に新しく磨かれていて、歴史あるブランドなのに、さらに先進性もある。欲しいものが隠されている深さを感じる、それがプレステージのすごさ。
吉田さん
エイジングケアといっても見つめているのは、健やかでイキイキとした肌のための要素でもあり、適正に働かせることで美しさをループさせることができる。VOCE世代が、肌の機能を総合的に引き上げるという感覚でも取り入れやすいし、やり直しが十分にできる今の段階から、これでケアできるのが羨ましい(笑)。これからも徹底的に肌の総合力を高めるという根幹はブレることなく進化し、グランヴィル ローズの能力と相まってよりパワフルになりそうなプレステージ。その姿勢はシンプルだけど、究極のラグジュアリー。今後がますます楽しみですね。
左から:
■プレステージ ラ クレームN 50ml ¥47300( 9/2発売)
肌の密度や輪郭への期待値大。
■プレステージ マイクロ ユイル ド ローズ セラム 30ml ¥31350
グランヴィル ローズの恵みを凝縮した美容液は、淡いピンクのローズ マイクロ パール、フレッシュなつけ心地、芳醇で甘やかな香り、確かな手応えでVOCE世代を魅了し、プレステージ人気を牽引する。ラ クレームとともに、凛と際立つ輪郭美へ。
/パルファン・クリスチャン・ディオール
撮影/城健太(vale. /人物)、渡邉宏基(LATERNE) ヘアメイク/鈴木京子(友利先生) スタイリング/槙佳菜絵(友利先生) 取材・文/楢﨑裕美 構成/鬼木朋子
Edited by VOCE編集部
公開日:
この記事に登場したコスメ(2件)