George先生解説。アラサー女子がやりがちな“ちょい古アイメイク”4【今どきデカ目メイクの正解①】

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「目を大きく見せたい」との願いは不変でも、デカ目メイクは時代と共に変化してる! デカ目のつもりが古臭い顔に……なんて事態を防ぐため、George先生が最新テクを伝授!

最新アイメイクなら重たくないのにスッキリしたデカ目になれる!

■教えてくれたのは……

ヘア&メイクアップアーティスト Georgeさん

ヘア&メイクアップアーティスト Georgeさん
トレンドをさりげなく取り入れた、簡単で真似しやすいメイクが評判。VOCE公式WEBサイトの連載「George365」も大好評。

■アラサー世代代表

がっつり全盛り派 VOCEST! 155 齊藤 彩

がっつり全盛り派 VOCEST! 155 齊藤 彩

しっかりアイライン派 VOCEST! 216 古賀彩芽

しっかりアイライン派 VOCEST! 216 古賀彩芽

がんばりすぎの「強めアイメイク」はちょい古&逆効果!?

グラデ濃いめ、ライン太め、やりすぎタレ目……と抜け感ゼロ。デカ目に見えたとしても野暮ったく感じてしまい、おしゃれじゃない。

VOCE2020年10月号 松原菜摘

教えて、George先生!“ちょうどいい盛り感”の最新・デカ目メイクってどうすればいいの?

お悩み①“盛りどころ”がわからない!

モテメイク全盛期を経験しているアラサー世代は、ばっちりメイクからなかなか抜け出せず、「盛る=全部濃くする」と思いがち。でも今は、抜くことで盛りを際立たせる時代。盛る・抜くの塩梅が重要です!

みんなが憧れたエビちゃんメイク

みんなが憧れたエビちゃんメイク

お悩み②がっつりアイラインが習慣

アラサー世代には、お決まりのルーティンのようにがっつり黒ラインを引いている人が多いよう。効果的な場合もあるけれど、ブラウンを使ったり、まつ毛の間を埋める程度にしたりなど、技の幅を広げたいところ。

がっつりアイライン

お悩み③“アイドルまつ毛”になりがち

まつ毛を上げすぎるのも残念メイクのひとつ。目をパチッと見せたくても、まぶたにはりついているようなまつ毛に仕上げてしまっては可愛さ半減。根元は上がりつつ、自然にゆるくカーブしたまつ毛を目指して。

“アイドルまつ毛”

お悩み④上だけグラデ世代

上まぶたは念入りにメイクするけれど、下まぶたはノータッチという人も。今っぽくするには、下まぶたまで含めた全体のバランスを見て仕上げていくことが大事。そうすれば、自ずと濃いグラデを卒業できるはず。

みんな真似してた彫り深グラデアイ

みんな真似してた彫り深グラデアイ

思い込みを捨てることが最新デカ目への第一歩

George:今回はデカ目メイクがテーマですが、お二人はアイメイクについてどんなお悩みを持っていますか?

齊藤:私は目ヂカラを出したくて、黒ライン、グラデシャドウ、マスカラとフルで盛ってるんですが、イマイチ目が大きく見えなくて。なぜでしょうか?

George:それは、やりすぎが原因ですね。全部盛りすぎて、逆にまぶたが重く見えてしまっているのでは? 盛れば盛るほど目が大きく見えるわけじゃなくて、“盛りどころ”を絞ることが大事。抜けがあるからこそ盛りが際立つんです。

齊藤:その考え方はなかったです(笑)。もっと薄くしていいってことですか?

George:単純に全部薄くするんじゃなくて、バランスが重要。例えば上まぶたにだけ濃く入れていたシャドウを、少しナチュラルにして下まぶたにものせてみる。そうすると、目が全方位にじわ~っと広がったようになって、“上だけグラデ”よりデカ目に見えますよ。

齊藤:へ~! 目からウロコです(笑)。

古賀:私はラインに悩みがあって。目を大きく見せたくてしっかり黒ラインを入れてるのに、きつくなるばかり……。

George:黒ラインをしっかり入れていることこそが原因かも。茶色にするとか、まつ毛の間を埋めるだけにするとか、ラインの引き出しを増やしてみてください。黒ラインを使えばデカ目になれるっていう思い込みは、捨てましょう!

古賀:完全に「黒ライン=デカ目」と思ってました。ひょっとして、まつ毛をばっちり上げるのもダメですか? これもデカ目に見せたくてやっているんですが、イマイチ微妙な気がしていて。

George:まぶたにはりつくような直角まつ毛はNG。理想は、根元がグッと上がっていて、毛先に向かってゆるくカーブがついたまつ毛です。場合によっては上げないほうが目の印象が強くなることもあるから、なりたいイメージに合わせてカール具合を変えられるといいですよね。

古賀:そうなれるように頑張ります!

George:アラサー世代は青春時代にばっちりメイクを経験しているぶん、そこに固執して“思い込み症候群”に陥りがち。まずは思い込みを捨てることから、デカ目メイクのアップデートを始めてみて!

VOCE2020年10月号 松原菜摘

撮影/中島洸(まきうらオフィス/人物)、伊藤泰寛(静物) ヘアメイク/George スタイリング/程野祐子 モデル/松原菜摘(VOCE専属) 取材・文/宮下弘江 構成/佐野桐子

Edited by 佐野 桐子

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