書くのが楽しくて止まらない!
編集部「読者のみなさんは、りんたろー。さんが、具体的にどんな内容の本を執筆されているのか気になっていると思うんです。今回はそのお話を。実際に、執筆を始めてみて難しさを感じる部分はありますか?」
りんたろー。さん(以下、敬称略)「何を書くべきか……ですね。そこは、本当に初めは掴めなかったから、難しかったです。そもそも書きたいことが自分の中にあるんだろうか、って悶々と考えちゃって」
編集部「そういうところもりんたろー。さんらしいな、とは思ってました。『皆は、僕の何が読みたいの?』って、何回も聞かれて。グッとこらえて『りんたろー。さんは何が書きたいですか?』と聞き返して」
りんたろー。「ついには、『りんたろー。さんの中にないんだったら、書かなくてもいいです』って言われて。なんだよ、書かせたいのか、書かせたくないのか、どっちなんだよって(笑)」
編集部「何回もラリーしているうちに、『ひとりでも多くの方が自分自身のことを考えるキッカケになってくれるようなことを書きたい』ということに行きついて」
りんたろー。「そうそう。そこからは編集部に『たとえば、りんたろー。のアレが読みたいです』のアレをたくさん聞かせてもらって。それを浴びせられているうちに、僕が書きたいこと、書くべきことの輪郭が見えてきて、『あ、そういうことか!』とやっと自分の中で腹落ちして。
『それだったらこれも書きたい』『あれも書きたい』ってアイディアが湧き出てきた感じです。道標を提示してもらえたことで、書きたいことが自分の中で明確になって。そこからは、本当に書くのがすごく楽しくなりました」
編集部「いくら楽しいとはいえ、りんたろー。さんの書くスピードの速さには驚きました! 『こんな内容はどうですか?』と提案すると、『どう?』って、すぐに原稿を書いて送ってくださるものだから、私の方が急かされる感じで。
『あれ、今、ネタ書いてる時期じゃないんだっけ?』というタイミングでもどんどん原稿が送られてきて、正直、こちらはずっと焦りっぱなしです。追い立てる必要がなく、ずっと追い立てられてしまって。こんな著者、初めてです(笑)」
りんたろー。「ネタを書く時に使う脳の部分とはまったく違うので、ネタにつまってちょっと息抜きしたい時とかにも書き進めてましたね」
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りんたろー。にしかない美容本って?