りんたろー。さんの美容修行は、敏腕美容皮膚科医・貴子先生の肌診断からスタート! レーザー治療のために美容クリニックを訪れたことはあっても自身の肌をしっかりチェックしてもらったのは初めてだというりんたろー。さん。「こんな楽しい仕事、いいんですかね?」とウキウキしていたりんたろー。さんだったが、貴子先生の顔はなんだか険しくなっていき……!?
紫外線アレルギーだったんです。日焼け止めを毎日塗っていました
りんたろー。「こんなにまじまじと肌を見られるとドキドキするぅ~。どうっすか俺の肌? 最近、結構毛穴が気になっていて」
貴子「30代半ばの男性にしては、キメが細かくてキレイな肌をしていると思います。長年、“サッカー男子”だったとお聞きしましたが、その割にアスリートにありがちなハードな日焼けによるダメージの気配を感じませんね」
りんたろー。「さすが先生! 実は、幼少期から中学まで紫外線アレルギーがひどくて、毎日、日焼け止めを塗っていたから、あまり日焼けはしていなんですよ。ゴールキーパーだったので、長袖&グローブだったっていうのが大きいかも!」
貴子「それは、すばらしい! 紫外線によるダメージは、貯金のように蓄積されていくので“なかったこと”にはできないもの。肌老化に直結する紫外線のダメージを子供の頃からしっかり防いできたというのは、美肌を目指す上でとても大きな財産です!」
りんたろー。「マジすか! やった♪ 超めんどくさかったけど、母親に渡された日焼け止めをこまめに塗っておいてよかった」
貴子 「ただ、今の肌状態は、乾燥が気になります。より敏感に傾いている感じが! 赤みが出やすいとか、かぶれやすいということはありませんか?」
りんたろー。「肌を見るだけでそんなことがわかるとか、マジヤバイっすね。でも、確かに、スキンケアをした後、赤みが出たりする! 最近は、金属に反応してかぶれやすいし」
敏感肌を自らのケアで痛めつけていた!?
貴子 「やはり! 皮膚には、肌を守っているバリア機能というものがあるはご存じですか? 肌の一番外側にある角質が肌を守るバリアの役割を果たしているんです。りんたろー。さんは、それが弱っている可能性が高いです。バリア機能がもろくなると、紫外線や大気汚染、化粧品の刺激などの外的な刺激に対する防御力が弱まるだけではなく、美肌に必要な成分が肌から流出しやすくなるんですよ」
りんたろー。「えー! なんで、俺のバリアはそんなに弱いんだ!? めっちゃスキンケアしているのに……」
貴子 「YouTubeでりんたろー。さんのスキンケアを拝見しましたが、お手入れの所作がかなり雑という印象が。ザザッと塗って、ガーッとマッサージをするような。でも、そういった手の摩擦刺激は、肌にとって大きな圧をかけて負担になるんです。もしかすると、自らの手でバリア機能を崩壊させている“自虐ケア”になっているかもしれませんね」
りんたろー。「自分で肌を痛めつけていたってこと? アーハッハッハ(ショック由来の乾いた笑い)。どれくらいの力をかけていいのか、全然わからないです」
そこで、貴子先生が実際にりんたろー。さんの肌にスキンケアをする時の正しい力加減を実践。すると、予想以上のソフトタッチにりんたろー。さんから「ハウ♡」と感嘆の吐息が。
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ポイントは「Not アボガド、Yes 桃」!?
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