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顔の下半分のたるみを撃退!歯科医師の小島理恵さんが教える【歯ヨガ】

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オンラインミーティングが日常化する中、画面に映った顔のたるみにショックを受けていない? 画面内の誰よりも引き締まった小顔に見えるように、3人の顔上げプロがたるみの引き上げ法を伝授する。顔下の半分のたるみには、歯科医師の小島理恵先生が教える“歯ヨガ”が効果的!

顔の印象を左右する口まわりをケア【歯科医師考案!“歯ヨガ”】

マスクをとった途端に+5歳顔!? 実は顔年齢を左右するのは顔の下半分なんだとか。歯科医師・小島理恵さんが考案した舌や口まわりの筋肉をほぐす『歯ヨガ』で顔の下半分の老化をストップ!

■教えてくれたのは……

歯科医師 小島理恵さん

歯科医師 小島理恵さん
小島歯科医院副院長。歯ヨガ協会理事長。虫歯や歯周病予防だけでなく全身の健康につながる『歯ヨガ』を考案。著書は『歯科医が教える歯ヨガ 歯と口から免疫力を上げる』(KADOKAWA)。

Q.『歯ヨガ』で顔の下半分のたるみが消えて小顔になるって本当?

A.筋肉のこわばりとむくみがとれて小顔に。歯並びもよくなります。

「口まわりや口の中の筋肉は、舌を動かしたり、飲みこんだり、話す時に使う筋肉。この筋肉の働きやバランスが悪いと、たるみやほうれい線が深くなるなどの原因になります。それを解決するのが歯ヨガです。マッサージや体操で口まわりの筋肉をほぐすと顔のゆがみやたるみが改善します。歯ヨガは必ず姿勢を正して、鼻呼吸で行いましょう」(小島さん)

歯ヨガの前後に行おう【顔のこわばりCHECK】

始める前に顔のこわばり具合をチェック。3つの歯ヨガをした後に、もう一度行って、顔がほぐれたことを実感しよう。

☑口を左右に動かして動かしづらい方は?

口を軽く開けて、下あごを左右に動かす。動かしにくい方向があったり、動きに左右で差があったら、口まわりの筋肉がこわばっているサイン。

口を左右に動かして動かしづらい方は?

☑下あごを前にスライド。やりづらさは?

下あごをゆっくりと前に動かして、動かしづらいと感じたら口まわりがこわばっている。このチェックは、同時に顎関節症の改善にも役立つ。

下あごを前にスライド。やりづらさは?

☑大きく口をタテにあけて、指2本半入る?

指がタテに2 本半分入るくらい大きく口が開けばOK。口が大きく開かないなら、筋肉がこわばっているせい。口を無理に開けないように。

大きく口をタテにあけて、指2本半入る?

Lesson1:エラ張り顔をスッキリ咬筋(こうきん)マッサージ

①両手の指の腹であごを押さえてぐるぐる回す

両手の人さし指、中指、薬指の3本の指の腹を、あご先にあてて、軽く押さえる。圧を加えたまま、かたさがほぐれるまで指をぐるぐると回す。

両手の指の腹であごを押さえてぐるぐる回す

②指の位置を少しずつずらし耳までほぐす

あご先にあてた指を耳の前まで少しずつずらしながら、4~5ヵ所をそれぞれぐるぐると指先を回してほぐす。

指の位置を少しずつずらし耳までほぐす

③耳から鎖骨までリンパを流すように滑らせる

耳の前までほぐしたら、耳から首の横を通って鎖骨まで、リンパを流すようなイメージで指を滑らせる。①、②、③を5回くり返す。

耳から鎖骨までリンパを流すように滑らせる

Lesson2:ほうれい線を薄くする【頰すぼめ&ふくらませ】

①息を吸いながら頰をすぼめる

口を閉じたら、3秒かけて鼻から息を吸うのに合わせて、全力で頰をすぼめる。

息を吸いながら頰をすぼめる

②息を吐いて頰をふくらませる

口を閉じたまま、3秒かけて鼻から息を吐きながら、頰をふくらませる。①、②を5~10回くり返す。

息を吐いて頰をふくらませる

★お口ブクブクでさらに効果アップ!

②で頰をぷくっとふくらませたら、そのままうがいをするようにブクブクと頰を3~5回左右に動かす。口まわりの筋肉が刺激されて、ほうれい線の予防や小顔に!

お口ブクブクでさらに効果アップ!

Lesson3:口まわりのしわ取りと小顔の仕上げ口の中からこりほぐし頰すぼめ&ふくらませりーえーワーク

①「りー」と言いながら口を横に引く

「りー」とはっきり声を出しながら、口を横に引っ張る。歯と歯が当たらないように気をつけて。

「りー」と言いながら口を横に引く

②「えー」と言いながら舌を前へ

「えー」と声を出しながら、舌をまっすぐ前に突き出す。「りーえー」と声を出しながら①、②を5~10回くり返す。

「えー」と言いながら舌を前へ

★舌をまっすぐ前に突き出す時に、唇や歯に舌がつかないように注意。慣れてくると、舌を長く伸ばせるようになり、丸まった舌先が尖ってくる。

お風呂の中でもできる!【口の中からこりほぐし】

顔の表面からは刺激しづらい口の内側の筋肉は、口の中からほぐすのが効果的。手が清潔なお風呂に入った時などに、口の中の粘膜を傷つけないようにやさしくマッサージを。

①右手の人さし指を左の奥歯と頰の間に入れる

口を軽く開け、右手の人さし指を左上の一番奥の歯と頰側の粘膜の間に入れて、指の腹を頰の内側にあてる。

右手の人さし指を左の奥歯と頰の間に入れる

②頰の粘膜をゆっくり弱い力で押して回す

口を少し閉じ、指の腹で頰の粘膜をやさしく押し、数回回してから指を抜く。5~10回くり返す。右側を行う時には左手の人さし指で同様に。強く押さないように注意して!

頰の粘膜をゆっくり弱い力で押して回す

③下あごの奥に指を入れ頰をやさしくマッサージ

口を軽く開け、右手の親指を下あごの左の一番奥の歯よりももっと奥に沿わせる。親指と人さし指で頰をはさむようにし、親指をゆっくり上下に動かしながら5~10回マッサージ。

下あごの奥に指を入れ頰をやさしくマッサージ

④頰の真ん中あたりを回すようにマッサージ

親指を唇のほう側へ移動させ、頰の内側のかたいところを親指と人さし指ではさんで、頰を回すように30秒マッサージ。指を替えて3、4を反対側も同様に。

頰の真ん中あたりを回すようにマッサージ

【小顔ワークアウト】でフェイスラインを美しく!
フェイストレーナー木村祐介さんが教える!オンライン会議にも対応な【小顔ワークアウト】

撮影/恩田亮一 ヘアメイク/イワタユイナ モデル/高階亜理沙(VOCEST!) イラスト/アオノミサコ 取材・文・構成/山本美和

Edited by 岡部 奈央子

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