タイプDが多く当てはまる人は【食事量を減らしてもヤセない】内臓脂肪が多い「瘀血(おけつ)タイプ」
血の巡りが悪く、見た目より体重が多い
「内臓脂肪が多く、見た目より体重があったり、食生活には問題はないのに、食事の量を減らしてもヤセにくかったりする人に多いタイプです。これらは、血の巡りが悪く、血がドロドロになってい“瘀血(おけつ)”状態が原因の可能性があります。脂肪の代謝には女性ホルモンが関わっていることから、ホルモンバランスの乱れを招く瘀血状態が続くと、ますます太りやすい体質に!」
30代になってから太りだすことが多い!
「若い頃はヤセていたのに、30代になってから太り始める人が多いのも特徴です。血の巡りが悪いせいで、肌のシミやくすみも目立ちます。月経痛や不妊など婦人科系のトラブルを抱えることも多いので、早めに身体のバランスを整えることが大切です」
「このタイプは、血の巡りをよくするためにも、身体を冷やさない食事を心がけましょう。冷たいサラダや果物、清涼飲料水などはもちろん、美食、過食も避けて。ニンニク、玉ねぎ、ラッキョウなどは血の巡りを良くします。秋刀魚やイワシなどの青魚もおすすめです」
「生活面で大切なのが生理中の過ごし方です。瘀血を招く3大悪『冷え』『ストレス』『過労』を避け、イキイキとした血の流れを保つよう心がけましょう。また、中医学では冷えやストレス解消にお風呂がよいとされています。シャワーで済まさず、できるだけ湯船につかって。適度な運動も、血行の改善に効果的です。デスクワークでも、1時間に1回は肩を回すなどして動くようにしましょう」
取材・文/伊藤彩子
Edited by 西村 美名子
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