タイプAが多く当てはまる人は【あまり食べないのに太る】下半身が太りやすい「気虚(ききょ)タイプ
食べる量が少ないためエネルギー不足に
「ダイエット願望が強く、ちゃんとした食事をとれていない人に多いタイプです。食べる量が少ないのでエネルギー不足になり、疲れやすいのに加え、風邪を引きやすい、生理が止まるといった症状が見られることも。さらに、筋肉が少ないので基礎代謝が低く、食べたものをそのまま脂肪になりやすいことから、“食べる量は少ないのに、太りやすい”という悪循環に!」
ぽっちゃり体形で筋肉が少なく、たるみやすい
「体形は、全体的にぽっちゃりしていて、身体に締まりがありません。筋力不足のため、ボディラインを支え切れず、ポッコリお腹や垂れ尻が目立つ“下半身太り体形”になりやすいのです。年齢を重ねると肌のたるみも目立つように」
「太りやすい悪循環を断ち切るためにも、『ちゃんと食べる』ことを意識して、エネルギーをしっかり作りましょう。食事の基本は、野菜を中心とした和食。サラダなどの生ものや冷たい食べ物・飲み物を避け、温かいものや身体を温める食材を中心に摂ってください。おすすめは山芋類。胃腸の働きを助け、身体を元気にしてくれるので、味噌汁や野菜スープに入れ、温めて食べるといいでしょう」
「中医学ではエネルギーは朝作られると考えます。朝しっかり目を覚まし、澄んだ空気を胸いっぱいに取り入れて。激しい運動はエネルギーの消耗を招くので、このタイプには逆効果。ウォーキングやヨガ、太極拳などの軽い運動を短時間から始めましょう」
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タイプBが多く当てはまる人は【ストレスが多くて体重の増減が激しい】むくみやすい「気滞(きたい)タイプ」