─齋藤 薫 責任編集─
ジュリークの強い意志がますます心に響き渡る、 35年目の願い
上に並べたのは、服のハギレ。それも高級感ある上質のファブリックである。一体ジュリークとどんな関わりが? じつはこれ、アパレルメーカーとのコラボレーションによって実現した、もったいないプロジェクトとでも名付けたくなる企画の立て役者なのだ。やはり持続可能な未来を考えてきた(株)三陽商会のサステナブルプロジェクト〈EARTH TO WEAR活動〉は「生地」も地球の恵み、との気づきから始まったもの。
服を作るうえでどうしても出てしまう余り生地一片一片を、大切に再利用することに挑んだのだ。化粧品も生地も「一粒の種を蒔くことから始まる」という素晴らしい共鳴がそこに生まれ、ジュリーク35周年を記念して、これら美しきハギレたちで、トートバッグやポーチを製作。ジュリークのロングセラー製品と組み合わせると、これが予想をはるかに超え、大好評を博した。奇しくも“生きた大地”と書く「生地」の再生ポーチは、実際に手にすると「捨てずに命を与えてくれてありがとう」と言っているよう。様々な柄や手触りに、廃棄を免れて再加工されるまでの過程がそっくり甦るような企画だった。
ブランド創業当時から世界中で愛され続けているハンドクリーム。独自のハーブブレンドや植物オイルを配合し、べたつかずに肌に溶け込む使用感。つけた瞬間から天然エッセンシャルオイルの香りを放ち、使うたびに手だけではなく心も癒してくれる。
ジュリークの35周年を象徴する名品たちも、大地から生まれる命の息吹を毎日感じさせてくれるものばかりだが、創業時に誕生したハンドクリームは、まさにオーガニック・コスメの原点。手指は人間のパーツで最も感性豊か、丁寧に生きているか否かまで物語る。そういう意味でもローズ ハンドクリームは、いかにも幸せそうな、ふっくらなめらかな手肌を作る上に、祈るように顔の前で手を合わせれば自然界の芳しさが深々と届き、幸せな表情になれるのだ。
ローズ ハンドクリーム 40ml ¥2900/ジュリーク・ジャパン
また、スキンバランシングフェイスオイルは、あまたあるオーガニック美容オイルの中でも、月の満ち欠けから得た生命エネルギーを、また土の持つ底力までを使うたびに感じさせてくれる稀有なオイル。植物同士が引き合うように混じり合って次元の違う効果を生むジュリーク独自の「バイオダイナミックブレンド」とは、まさにこのことなのだ。だから1日のあらゆる場面で使える万能性と、あらゆる肌の調整能力を持っている。自然に宿った潜在能力の素晴らしさを教えてくれる素晴らしい名品である。
スキンバランシングフェイスオイル 50ml ¥7800、10ml ¥1800/ジュリーク・ジャパン
カレンドラ、カモマイル、ローズから作られる植物のエッセンスを独自のダイナミックブレンドで処方。またローズヒップ、ニンジン根の特に乾燥から肌を守る美容成分を配合し、肌の潤いレベルを保ち、なめらかな肌へ整える。潤いが欲しい乾燥による肌悩みを持つ方に。
[ジュリークの意志が込められた35thアニバーサリーキットの願い]
35周年のアニバーサリーキットでは、(株)三陽商会のサステナブルプロジェクト〈EARTHTOWEAR活動〉とのコラボレーションを展開。廃棄される洋服の余り生地を使って再生させたポーチ&バッグとジュリークの代表コスメ商品とのセットを製作・販売した。
だから独りよがりではない、エシカルが息づく尊敬できる物づくりにこそ心を寄せるべき時!
どんな化粧品を選ぶか? それはどこまでも自分の直感と判断力に任せるべきである。その時、最先端テクノロジーや毎シーズンの新作に心奪われるのは当然のこと……。でもその一方で私たちは、ブランドが持つ価値観や哲学を同時に選ぶことにもなる。つまり共感できるブランドに肌を預けることで、人として磨かれるのも美容の醍醐味。ブランドの信念に体ごと引き上げられる、それも化粧品だけに備わった特別な能力なのだ。だからこそ、化粧品はその背景にある精神性をもしっかり見るべきなのである。
そういう意味で、心を強く衝き動かされるのがジュリークであり、このブランドが持つ圧倒的な正義感だったのだ。今後ますます重要となるサステナブルを、どこよりも早くどこよりも丁寧に情熱的に実現してきたことに、今や尊敬すら覚えてしまう。こういうブランドに心を寄せ、その精神をなぞるような化粧品の使い方も、紛れもなくエシカルな行動。コロナ禍を経て、ますます本質を見極めるべき時代、メッセージに感動のあるブランドへのリスペクトもまた、かけがえのない美容となるはずなのだ。
だからこそ、強い意志を持ってジュリークを選ぶ時、その人には穏やかさとか気高さとか、美しさに加えて備えるべきものがちゃんと備わってくるはずだ。そろそろこういう美容を始めていい頃。表面的な美しさだけを追う、独りよがりの美容ではない、本当の意味で人間の奥底からにじみ出てくる尊い美しさは、こういう意志を持った化粧品こそがもたらすものに違いないから。地球愛の目覚め……私たちの心にもそういう静かな革命を起こしてくれたジュリークに、心から敬意を表したい。
ブランド誕生35周年。美容のプロたちが語る「ジュリーク」
「他者との共存」を創業当時から大切にする本気のオーガニックコスメブランドとして、ジュリークは肌へのアプローチはもちろん、心に響くものが大きいブランドとしても知られている。ジュリーク製品をよく知る美容のプロたちから「ジュリーク」について語ってもらった。
VOCEST!129 高橋愛
ヘア&メイクアップアーティスト 長井かおりさん
ビューティエディター 安倍佐和子さん
VOCEウェブサイト編集長 三好さやか
▶︎①「ジュリークの意思が心に響き渡る、35年目の願い[PR]」記事はこちら
▶︎②「ジュリークは最初からSDG’sの時代を予言していた!?[PR]」記事はこちら
提供/ジュリーク・ジャパン
0120・400・814
https://jurlique-japan.com/
撮影/近藤正一、藪下浩孝 取材・文/齋藤薫
Edited by VOCE編集部
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この記事に登場したコスメ(2件)