林由香里の「今っぽ」感を出すメイクルール
トレンド感と、誰もができるリアル感を両立しているのが林さんのスゴさ。「やりすぎてないけど、オシャレ」を実現する、そのさじ加減とは!?
ブラウンはメタリック一択! ほっこりブラウンはダサくなる
「パール具合によって古さを醸し出してしまう危険性があるのがブラウン。優しげなパールは使いやすくはあるんですが、残念ながらダサくなりやすいので、メタリック系の質感を選んで!」
「コレ、オシャレ!とピンときたメタリック系ブラウン。1・ 2 を混ぜてアイホールに、3 を目のキワに。下まぶたは3・ 4をミックスして目尻1/3に入れて」
メイクは毎日チェンジする
「朝の気分やコンディション、その日の服やピアスに合わせて、メイクを毎日変える習慣が身につくと、メイクをアップデートしたり、今っぽさを身にまとうことができるようになる気がします。メイクは顔だけのものではなく、トータルのもの。わたし自身は、日焼け止めもファンデーションもカラーコスメも毎日必ずチェンジしています」
目は縦より横で美人ムードを出す
「縦幅を出すアイメイクより、横幅を出すほうが絶対に洒落感と美人ムードが出せるんです。目尻の処理で横長の印象にして」
【 横長強調の一例 】
上まぶた:薄いブラウンのアイラインを目尻から5~7ミリのばす。
下まぶた:目尻の三角ゾーンにブラウンシャドウで影を足し、上に引いた目尻のアイラインとつなげる。
「目の横幅を出すと、こめかみの余白が目立たなくなり、立体感と小顔効果、美人ムードが手に入ります!」
メイクにはスパイスを効かせる
「自分が“ほっこり系”ではないから……(笑)というのもありますが、スパイスが効いた女らしさを忘れないようにしています。個性的なメイクはしないけれど、ナチュラル系にはしない。ここがオシャレなメイクになる分かれ道かもしれません」
ブラウンシャドウには日焼けチーク
「ブラウンシャドウに無難な普通のピンクチークを合わせると、老け見えしてしまうこともあるので、日焼けチークでハズすのも◎。日焼けチークは夏だけのものではないんです」
使用したコスメはこちら
ジェン ヌード アイシャドウ パレット ラテ ¥4800/ベアミネラル
シュアネス アイライナーリキッド M EX01 ¥2800(限定発売)/セルヴォーク
「横長の目元をつくるときは薄茶のリキッドライナーが必須。上の目尻1/3から5mmほどのばし、下の目尻のシャドウもつなげて」
ナチュラル チークN 20 ¥360(9/11一部先行発売) /セザンヌ化粧品
「肌にとけこむベージュ」
リベレイティッド マット リップス 02 ¥3500/セルヴォーク
「マスタードのようなトレンドカラーのリップに挑戦するのも、今っぽ顔への近道」
ラ ラッククチュール 127 ¥3200(限定発売)/イヴ・サンローラン・ボーテ
「黄みを含んだピンクを差し色に」
【2020年秋新色】のコスメと記事はこちらから!
ヘアメイク/林由香里(ROI) 撮影/峠雄三(人物)、伊藤泰寛(静物)スタイリング/船橋翔大(DRAGON FRUIT) モデル/比留川游 取材・文・構成/鬼木朋子
Edited by 鬼木 朋子
公開日:
この記事に登場したコスメ(4件)