連載 EXITりんたろー。美容道

【EXITりんたろー。】腸内細菌検査結果で分かった、運動してもぜい肉が落ちない理由【連載87回】

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【EXITりんたろー。】腸内細菌検査結果で分かった、運動してもぜい肉が落ちない理由【連載87回】

腸から心と体のコンディショニングを提案する企業AuB(株)代表取締役であり、元サッカー選手・鈴木啓太さんから、腸を温める生活習慣のポイントを学んだりんたろー。さん。続いて今回の話題は、最も大事な食事についてのお話。食事には気を使い、健康的な食生活を送っているかに見えましたが、腸活の観点からは不十分な部分も。啓太さんのアドバイスを参考に腸にいい食生活を見直すチャンスです!

持久力を高める酪酸菌が多いアスリートタイプだった!

BENTRE』という腸内細菌検査キットを使用。少しの便と3日間の食事日記、生活習慣などのアンケートに答えて郵送すると、1ヵ月ほどで結果が送られてきます。今回は特別にその検査結果をもとに、AuB(株)研究統括責任者・冨士川凛太郎さんに解説していただきました。

りんたろー。さんがトライした検査キットBENTRE

冨士川凛太郎さん(以下、敬称略)「りんたろー。さんの腸内細菌で一番多かったのは、野菜や穀物などの食物繊維を食べて増える『プレボテラコプリ菌』です。普段から野菜やオートミールなどの穀類をたくさん食べるように気をつけていらっしゃるので、この菌の量が多いのだと思います。

次に目立つのが酪酸菌です。酪酸菌は免疫力や持久力にも関わる菌なので、健康やダイエットのためにできるだけ多いほうが良いとされています。特にりんたろー。さんの場合、中でも『フィーカリバクテリウム』という酪酸菌が多かったのですが、これはアスリートが多く持っている菌です」

【EXITりんたろー。】腸内細菌検査結果で分かった、運動してもぜい肉が落ちない理由【連載87回】

編集部「りんたろー。さんの腸内はアスリートタイプなんですね」

冨士川「そうですね。対談のときにお話があったように酪酸菌は持久力に関わる菌なので、りんたろー。さんの腸内細菌はアスリートタイプだと言えるかもしれません」

りんたろー。さんの全体に占める酪酸菌の割合

【EXITりんたろー。】腸内細菌検査結果で分かった、運動してもぜい肉が落ちない理由【連載87回】
資料提供/AuB

冨士川「このグラフはりんたろー。さんの腸内細菌全体の酪酸菌の割合です。これを見てもわかるように現在の酪酸菌量は普通圏内。もっと増やせば、さらに持久力や免疫力を上げることができ、もっと体調が整ってくると思います。酪酸菌はビフィズス菌のようにヨーグルトで増やすことはできません。酪酸菌のエサになる野菜や穀物などの食物繊維の量や種類を増やすことで酪酸菌を育てるともっと持久力がアップすると思います」

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腸内細菌の危機!?

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