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潤ったトラブルレス肌に整える【保湿成分】&【抗炎症成分】をプロが解説!

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潤ったトラブルレス肌に整える【保湿成分】&【抗炎症成分】をプロが解説!

成分をもっと深く知りたい!という勤勉な美容ファンのVOCE読者に向けて、定番から新顔まで注目の美容成分をプロが解説! 角層に潤いを与える保湿成分と、炎症をケアする抗炎症成分の特徴をプロが解説!

【保湿】成分

皮膚や頭皮、髪の水分を補いながら蒸発を防ぐなどして、潤いをもたらす働きのある成分。乾燥肌の人は、要注目!

イラスト/潤いをもたらす

エクトイン

【どんな成分?】

肌に水分をキープする上でカギとなる成分。線維芽細胞に働きかけ、コラーゲン分泌の量と速度を高める作用も報告されている。

【期待できる効果は?】

  • 高い水分保持力を備えているため乾燥ケアに◎
  • 弾力を司る真皮のコラーゲンの質をアップ
ここがスゴイ!
岡部美代治さん

ビューティサイエンティスト

岡部美代治さん

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砂漠でも自らの水分を逃さない極限生物による保水性の高さが魅力。

\編集部おすすめの配合コスメ/

セラミド

【どんな成分?】

角層の細胞の隙間を埋める細胞間脂質の約50%を占める。乾燥や異物の侵入をブロックする皮膚のバリア機能にとって重要な成分。

【期待できる効果は?】

  • 肌のバリア機能が向上
  • 肌に潤いを閉じ込め、キメを整える
  • 乾燥しにくく、ゆらぎにくい肌に近づく
ここがスゴイ!
岡田知也さん

コーセー研究所 皮膚・薬剤研究室

岡田知也さん

肌のバリア機能をサポートすることで、乾燥やキメの乱れを防ぎます。

\編集部おすすめの配合コスメ/

ヒアルロン酸

【どんな成分?】

最もポピュラーで、多くの化粧品に配合されている保湿成分。保湿力に非常に優れていることはもちろん、抗炎症の作用などを持つ。

【期待できる効果は?】

  • 1gで6リットルもの水を抱え込む保水力がある
  • 日焼けによる肌の炎症を鎮めるように働きかける
  • 水分不足による“しぼみ”をふっくら。ハリ感が!
ここがスゴイ!
平和也さん

ロート製薬 スキンケア製品開発部

平和也さん

肌内部でヒアルロン酸を生み出す&バリアを高めるヒアルロン酸も(独自開発)。

\編集部おすすめの配合コスメ/

ライスパワーNo.11

【どんな成分?】

原料の米に乳酸菌や酵母、麴菌などを加え、発酵&熟成させたエキス。菌の種類や熟成期間によって変化し、得られる効果が変わる。

【期待できる効果は?】

  • 乾燥由来の肌トラブル全般の改善にアプローチ
  • バリア機能を高めることで外的刺激をはね返す肌に
  • 潤いを維持することでターンオーバーを正常化
ここがスゴイ!
岡部美代治さん

ビューティサイエンティスト

岡部美代治さん

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ライスパワーNo.11は、水分保持能力の改善が認められています。

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