◆夏老け対策スキンケアの達人!
トータルビューティアドバイザー 水井真理子さん
一人一人の肌やライフスタイルにまで寄り添うスキンケアテクは、確かな手応えで肌が変わると評判!
夏老けのもとをつくらない! 最強スキンケアステップ
「夏冷え状態の肌は代謝が低下し、化粧品の浸透も悪くなっています。そこで“落とす”“潤す”基本のスキンケアを丁寧に行うこと。シンプルなステップでも一手間かければ、内側から潤う健康な肌になれます」(水井さん)
【STEP1・落とす】優しく丁寧に! 落ちにくい夏のメイクと汚れを取り除く
1. クレンジングは5点置き
2. 額からメイクオフ
3. 鼻のまわりはくるくる
4. あごも忘れずに
5. 目まわりは優しく
「夏のクレンジングは入念に、汗や皮脂、落ちにくい日焼け止めなどをしっかりオフすることが肝心。潤いを取りすぎないクレンジング料を手で触れているのを感じながら優しいタッチでなじませると、メイクをきちんと落としつつ肌のめぐりもアップします。まず、額、両頰、鼻、あごの5点にクレンジング料を置いたら、額から大きな円を描くようになじませこめかみをプッシュ。ザラつきやすい鼻まわり、あごは指の腹を使ってくるくると。これで毛穴の汚れもしっかり落とせます。目まわりは指先で優しくなじませメイクオフ。ぬるま湯で洗い流して」(水井さん)
(上)オフクリーム 100g ¥2300/オルビス
(下)デュオ ザ 薬用クレンジングバーム バリア[医薬部外品]90g ¥3600/プレミアアンチエイジング
◆肌状態に合わせた洗顔を!
「乾燥している人、敏感に傾いた肌はクレンジング後、洗顔しなくてもOK。ベタつきが気になる場合はTゾーンだけ洗顔して。角質が厚くゴワつきやすい人、皮脂分泌量が多い人はダブル洗顔を。肌状態に合わせて見極めて」(水井さん)
【STEP2・潤す】夏の保湿は時間をかけて! 潤いをしっかりなじませ、入れ込む
【二度づけ化粧水でたっぷり水分チャージ】
1. 内から外へ、顔全体になじませる
2. 目のまわりは丁寧に
3. ハンドプレスで浸透させる
「冷えてめぐりの悪い夏の肌は、化粧水がなじみにくいので、2回に分けて浸透させること。まず、適量の半分を手にとり、顔全体になじませて。これが呼び水となり、2回目につける化粧水がぐんと浸透していきます。目のまわりなど乾燥しやすい部分はとくに丁寧になじませて。仕上げに手のひら全体を使ってハンドプレス。手が吸いつくくらいしっかり浸透させると、肌の奥まで水分が行き渡り、キメの一つ一つが立ち上がって毛穴が目立たなくなります」(水井さん)
(左)マイクロ エッセンス ローション フレッシュ 200ml ¥12500/エスティ ローダー
(右)クラリフィック デュアル エッセンス ローション 150ml ¥11000/ランコム
【柔らかくなった肌に潤いを閉じ込める】
1. 顔全体に塗り広げて
2. 手の温かさを利用して溶かし入れる
「水分を抱えて柔らかくなった肌をみずみずしいクリームでシールド。顔の内から外へ塗り広げたらハンドプレス。手のひらの温かさでクリームの美容成分を溶かし入れるようにすると、一日中ふっくら潤った肌に」(水井さん)
(左)ハイドレイティング ウォーター フレッシュ クリーム 50ml ¥6900/ボビイ ブラウン
(右)イドラ リソース ベルベット 50ml ¥8000/パルファム ジバンシイ
◆今年の夏、アイケアはマスト!
「今年の夏は目の下に常にマスクが当たっていることに……。デリケートな目元を守るためにしっかりアイケアを。いつもより広めに、ゴーグルゾーン全体を優しくケアして」(水井さん)
(左)ブラックローズ アイ コントゥール フリュイド 14ml ¥13500/シスレージャパン
(右)アベイユ ロイヤル アイクリーム N 15ml ¥11600/ゲラン
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撮影/松永望(人物)、高橋一輝(近藤スタジオ/静物) ヘアメイク/George スタイリング/程野祐子 モデル/メドウズ舞良(VOCE専属) 取材・構成・文/寺田奈巳
Edited by 寺田 奈巳
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