ADM改善への道が開けたと思いきや、高い壁が立ちはだかり、“おあずけ”に
池田「ADMは、どうやったら治せますか?」
松倉先生「半年に一度、Qスイッチルビーレーザーを照射すれば、改善していくでしょう」
はるか「Qスイッチ!? それはどんなレーザーですか?」
松倉先生「ADMの原因になっているメラニンに反応するシミやあざ治療に用いられるレーザーです。皮膚の奥深くまで届くので、ADMのような深部にあるメラニンに対しても有効です」
池田「そのレーザー治療は、一生続けなければダメな感じですか!?」
松倉先生「いやいや、消えたらそこで終了してOK。個人差があるけれど、池田さんくらいの症状であれば、1~2回でよくなる場合もありますよ」
池田「思ったよりもずいぶんと短く済みそう。それは嬉しい! 今日、すぐにでもやっていきたいです!」
松倉先生「問題がひとつ! レーザー後は患部に2週間テープを貼り続けて保護していただく必要があります。池田さんのように人前に出る仕事や用事がある方は、そこがネックになるので、長い休みの期間を狙って治療にいらっしゃいます」
池田「2週間テープを貼り続けるのは、今はちょっと難しいかも。今度まとまった休みを取って、かならず治療に来ます!」
松倉先生「その2週間、テープを貼り続けられるか、できないかで、その後の改善レベルや色素沈着のリスクはまったく変わってきます。なので、ぜひお時間に余裕のあるときに!」
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首の裏のできものの正体!?