池田さんの診察がスタート! 肌の悩みを松倉先生に訴える
池田直人さん(以下、敬称略)「先生、この頬の赤みが気になるんですが……。もう何年もあって、ずっと全然消えないんです。色素沈着かなにかでしょうか」
松倉知之院長(以下、松倉先生)「ああ、これはADMだね」
池田「ADM!? そんなん、はるちゃん、聞いたことある?」
きりやはるかさん(以下、敬称略)「いえ、初耳です!」
松倉先生「ADMっていうのは、後天性真皮メラノサイトーシスの略で、普通ならシミが存在しない皮膚の深い部分、真皮にメラニンという色素細胞ができる症状です」
池田「なんでコレができるんですか?」
松倉先生「アザみたいなもので、なぜできるのかというはっきりとした原因はあきらかになっていません」
はるか「池田さん、そのADMとやらが気になり始めたのはいつ頃ですか?」
池田「確か……25歳過ぎてくらいからだと思う」
松倉先生「ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)は、“後天的”と名前にもついている通り、後から出てくるのも特徴のひとつ。15~16歳以降に出るケースが多いですね」
はるか「池田さんは、たしか、その頃からメイクを始めたんですよね? まさか……メイクが関係しているとか!?」
池田「そう、ちょうどコントのためにチークを塗り始めた頃だったから、チークって肌の中に入っていくかな!? ってビビった記憶があって……」
松倉先生「いやいや、皮膚の奥にある真皮まで化粧が入り込むということは考えられません。チークを塗る際の刺激に関しては現状では影響はないとされていますが、ADMの原因があきらかになっていないだけに、正直なところ、可能性がゼロとは言い切れません」
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ADMに挑戦する? しない?