溢れるほどのコスメへの愛とあくなき美容への探究心。それらを持ち合わせた“美のプロ”が注目する、2020年上半期のスキンケアのトピックスを解説します！
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▸高機能UV、低刺激コスメ……【石井美保】が語る、注目のスキンケアTOPICS３
教えてくださるのは……
ビューティーライター 楢﨑裕美さん
【TOPICS1】美白よりも透明感の時代が来た
清く澄んだ肌へと導く発酵セラム
「明るく澄んだ肌にはオートファジーもかかわることに着目。細胞の浄化がうまく進むことでなめらかさやきめ細かさまで手に入る」
パーフェクショニスト プロ ブライト セラム 50ml ￥14500／エスティ ローダー
“新次元の透明肌”がコンセプト
「美白を超える透明肌を目指しただけあり、本当にくすみが晴れるから夢中に」
クラリフィック デュアル エッセンス ローション 150ml ￥11000／ランコム
全方位から輝き溢れる肌を目指す！
「シャネルの最高峰ブライトニング化粧水には不要な角質をオフする効果もあり、即、明るくなめらかさに」
サブリマージュ ラ ローション ルミエール 125ml ￥15500／シャネル
「年代問わず、肌悩みの上位にくるのがくすみ。裏を返せば、透明感への憧れの強さを物語っていて、今や美白ケアも透明感がメイン訴求。実際、最近はメラニンアプローチに加えて、乾燥ぐすみを改善するための保湿力、黄ぐすみの要因となる糖化への対策が盛り込まれた、透明感も意識した美白ケアが当たり前に。今期はそのパワーバランスがいよいよ逆転し、美白込みの透明感ケアが台頭してきた印象。医薬部外品の美白コスメは美白効果が謳える一方で処方に制限がかかることから、その取得にこだわらず、透明感を高めるレシピの実現に重きをおいてたものが目立つ。となると、美白ケアという名称自体が実態と離れつつあり、別の名称（透明感ケア？）へ変わる移行期に入ったのかも」
【TOPICS2】効いて当然。今期はスピード感がスゴイ
資生堂の最新美白技術が盛りだくさん
「香りやテクスチャーにまで効かせる秘密あり」
ホワイトルーセント イルミネーティング マイクロS セラム〈医薬部外品〉 30ml ￥11500／SHISEIDO
メラノサイトへ総攻撃を仕掛ける！
「頑固なシミも薄く」
ONE BY KOSÉ メラノショット ホワイト D〈医薬部外品〉 40ml ￥5300(編集部調べ)／コーセー
潤いの膜が肌になるような新体験
「もう一枚皮膚をまとうような感覚もユニーク」
（左）バイオミメシス ヴェールエフェクター 40g ￥12000
（中）バイオミメシス ヴェールディフューザー ￥50000
（右）バイオミメシス ヴェールポーション 9ml ￥8000／エスト
「最近、目立つのが目に見える効果に加え、それを素早く叶えるスキンケア。肌表面の鱗屑（りんせつ）であれば3日で改善といった成果もあるように、ハイスピードで満足のいく手ごたえが得られるものが増加。今期で言えば、SHISEIDOは定評ある美白有効成分を高濃度配合してパワーアップさせ、ONE BY KOSÉはメラニン発生源への攻撃力を強化。美白実感が得られるまでの時短に貢献しています。そしてスピード美容の最たるものがエスト。人工皮膚さながらの極薄膜をつくり、一晩中、湿潤環境を保つことで叶う翌朝のふっくらなめらかな肌に多くのプロが心酔。価格がハードルにはなるが今後の展開に期待」
イラスト／高橋昌子 取材・文／楢﨑裕美 取材・文・構成／鬼木朋子
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Edited by 鬼木 朋子
公開日：
この記事に登場したコスメ（3件）
