『悩み多き眉を上手に描くには？』そんな皆さんのギモンにヘア＆メイクアップアーティスト長井かおりさんがズバリ回答！ 自前の眉を生かして、必要以上に目立たせずナチュラルに仕上げるのが、長井式の眉メイクをご紹介します。
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ナチュラルに仕上げる長井式の眉メイク。質感も色も地毛に近いグレーのペンシルで隙間を埋めながら、立体的な顔立ちに見えるように形を微調整します。次に、ペンシルだけだとどうしても重くのっぺりとした印象になりがちなので、明るいブラウンのパウダーを、眉の“毛”ではなく、眉の下の地肌を染めるようにオン。増毛アイブロウと肌染めアイブロウで、顔になじむ自然な美眉が完成します.
◆コスメ選びのポイント◆
増毛アイブロウの条件は……
☑毛の一本一本を擬似的に描ける極細芯のグレーペンシル
☑きちんと発色して落ちにくいタイプが◎
☑スクリューブラシがついていると便利
1.5㎜のソフトな細芯タイプ。スクリューブラシ付き。
ヴィセ リシェ アイブロウ ペンシル S GY001 ￥540 （編集部調べ）／コーセー
肌染めアイブロウの条件は……
☑広範囲に色をのせやすいパウダータイプ
☑ベージュと明るいブラウンが入っていること
☑柔らかめのブラシがついているとベター
しっとりとした質感でふんわり立体的な眉が描ける３色のセット。
ヴィセ リシェ アイブロウパ ウダー BR-2 ￥1100（編集部調べ）／コーセー
アイブロウはココを描く！
眉尻の角度にそってグレーのペンシルで毛を3本ほど描き足し、眉尻側を自然に長くする。毛と毛の間に隙間がある場合は、その部分もアイブロウペンシルで描き足して。眉頭の下にも毛を描き足すと、立体感もアップ。最後にアイブロウ全体に明るいブラウンのパウダーをのせ、地肌ごと染めよう。
基本のアイブロウの描き方超丁寧プロセス！
彫りブラウン▶アイラッシュカーラー▶アイライン▶マスカラ▶アイブロウ
1.スクリューブラシを約30°に折る
毛をとかしやすいように、あらかじめスクリューブラシに角度をつける。毛流れにそって全体をとかしておく
指先で圧をかけて自然に曲げる
2.グレーのペンシルで眉尻を描き足す
眉尻の角度にそって毛を３本描き足す。眉尻側を自然に長くする。
3.眉全体の 隙間を埋める
毛がまばらに生えている部分にも、グレーのペンシルで毛 を描き足す。
4.眉頭の下に毛を 描き足し、立体的に
眉頭の下にも、眉骨の斜面 のカーブにそって細かく毛を 描く。
5.明るいブラウンをつくる
パレットの明るい色２色をブ ラシで混ぜておく。
6.パウダーで地肌を明るく
眉の下の肌を染めるようなイメージで、ブラシをすべらせず、押しあてるように塗る。
ブラシを垂直に押しつけて！
7.スクリューブラシで なじませる
◆ココが重要!◆
毛流れにそって眉頭から眉尻 まで一気にブラシを通して、 全体を一体化させる。
8.キレイに整い、美人度がアップ
立体感のある ナチュラル眉に。
◆メイクのギモン◆
Q 眉山の位置は、どうやって探せばいい？
A 眉を指でなぞってみると簡単に見つかります！
眉頭から眉尻に向かって指をすべらせると、途中で眉骨の角度が変わリ、斜め奥へカーブしていくところがあります。そこが眉山です！
Q 今、流行りのカラー眉はどうつくる？
A カラーパウダーで肌染めがオススメです
カラーマスカラで毛を染める方法だと、不自然になりがちなので、オ ススメはパウダーで地肌に色をのせる方法。自然になじみます。
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長井かおり
Edited by VOCE編集部
公開日：
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