前回は、池田さんと一緒に、美肌治療で有名な松倉クリニック表参道を訪れ、はるかさんのニキビについて先生に相談をしました。診察の結果、糖質の摂り過ぎが影響し、皮膚の代謝がスムーズに行われていないことが原因のひとつだと判明。今回は、どう対処していくのか、引き続き、先生の診断にフォーカスします。
ニキビがくり返しできるのは、食レポのせい！？
きりやはるかさん（以下、敬称略）「前回、ニキビができる原因に糖質が関係していると教えていただき、すぐにでも減らしたいところなのですが、お仕事で食事をする機会が多いので、しばらく大幅カットは難しい感じです……」
池田直人さん（以下、敬称略）「ぼる塾は、食レポロケをめっちゃやってるもんな～。1日5軒の店をまわるハードなロケをよくやっているし。先生、そんなはるちゃんは、どうしたらいいのでしょうか？」
松倉和之院長（以下、松倉先生）「糖質の摂り過ぎを改善せずに、根本からニキビを改善することは難しいので、食生活の改善を目指すというのは大前提ですが、同時に、活性型ビタミンＡを主成分とした内服薬を飲むという手もあります」
池田「それは、市販のサプリとは違うのですか？」
松倉先生「この活性型ビタミンAという成分は、サプリには配合できない成分で、クリニックで処方するお薬になります」
はるか「先生、そのビタミンAを飲むと、どんな効果がありますか？」
松倉先生「前回、皮膚の代謝に必要なビタミンAという物質が正常に働かない状態になり、毛穴が角質で封鎖された状態になることで菌が繁殖するのがニキビの原因とお話ししましたよね。ということは、ビタミンAを薬で摂取して、きちんと肌の代謝が行われるような状態をつくってあげれば、ニキビはできない環境が整うということなのです」
池田「ひょっとして、飲み薬っていうことは、全身に効くっていうことですか？」
松倉先生「その通り！ 背中やお尻などにできるニキビ改善にも有効な治療です」
はるか「飲み薬で治るなら、すごくラクで嬉しいです」
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ニキビに効くのは、ビタミンC？ビタミンA？
