〈2021年下半期〉
マスクで隠れない部分に勝負をかけるフェーズに
空前のカラー眉ブーム到来!
マスクをすると下半顔が隠れてしまうため、メイクの力の入れどころが必然的にアイメイクに。そんな状況が2年も続き、みんなの「もっとカラーメイクが楽しみたい」という気持ちが反映されたのが2021年下半期。シャドウやアイライン、マスカラだけでは物足りなくなった美容ファンのハートに火をつけた「カラー眉」は大差をつけて1位にランクイン。ピンクやパープルをまとった華やかな眉は一気にメイクトレンドのメインストリームに。
2021年下半期美容流行語大賞
▼2021年下半期美容流行語大賞の記事はこちら
【VOCE美容流行語大賞2021AW発表!】100万人が選んだ!2021年下半期の美容キーワードとは?
マスク生活2年の弊害が肌に現われ始める!
マスクが体の一部かのようになじんできたこの頃、“マスク顔”でいる時間があまりに長く、マスクエリアはすっかり放置スポット状態に。口元が脱力している時間が長くなり、表情筋が運動不足になったことでたるみや毛穴の開きが気になる「マスク老け(4位)」というキーワードにドキッとした人も多かったのではないでしょうか。さらに、マスクの呼気による蒸れや過剰皮脂、代謝ダウンによって詰まりやすくなった毛穴をスッキリ整える「クレイ洗顔料(5位)」の発売ラッシュになったのも記憶に新しいところ。
10位の「CBD」がブームになったのもこの頃。見えない“敵”との闘いに疲弊した心身をリラックスさせるようなコスメやアイテムを取り入れる人が増え、美容アンテナを高く張る人たちの間では、脳の鎮静化や慢性的なストレスの緩和に働きかけると噂の「CBD(カンナビジオール)」配合アイテムがもてはやされるようになりました。
VOCE美容流行語大賞の過去を振り返り、2020年からの2年間は、コロナ、そして、マスクに翻弄されたランキングだったことをあらためて実感しました。そして、なにより、美容トレンドの変遷には、自粛やマスク生活など、我慢を強いられる環境の中でもキレイを磨く手を止めないVOCEファン&メンバーの美容魂の熱さが思いっきり反映されていたことが“胸アツ”でした。
2022年上半期のVOCE美容流行語大賞は?
さて、最新の2022年上半期のランキングは、どのような結果だったのでしょうか。マスクにとらわれない美容業界を騒つかせた方々のお名前もランクインし、すでに大盛り上がり。ぜひ、こちらの記事からチェックしてくださいね。
取材・文/金子優子
Edited by VOCE編集部
公開日: