連載 EXITりんたろー。美容道

【腸活のオーソリティ鈴木啓太×りんたろー。対談】菌を増やすために必要な食事は、量より多様性!?【連載86回】

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菌は種類によってエサが違う!? 多種類の食材をとることが重要

りんたろー。「ほかに食事で気をつけることはありますか?」

冨士川「りんたろー。さんの食事は、バランスはいいのですが、食材の種類が少ないかもしれません」

りんたろー。「食材の種類?」

【腸活のオーソリティ鈴木啓太×りんたろー。対談】菌を増やすために必要な食事は、量よりも多用性だった!?【連載86回】

冨士川「そうです。腸内環境をととのえるには、たくさんの食材を食べることが大事なんです。腸の中には何百種類もの細菌がいるんですが、それぞれの菌はエサの好みが違います。
 例えば、オートミールを好きな菌もいれば、えのきが好きな菌もいるわけです。朝食にオートミールを食べることはとてもよいのですが、ときには雑穀米を食べたり、玄米を食べたり。そして、味噌汁にはいろんな種類の具材を入れたりして、できるだけ自炊のストレスにならないように使う素材のバリエーションを増やすのがおすすめです」

りんたろー。「それは目から鱗! 腸にいい食事も、食材のバリエーションが大切! とにかく腸活は、多様性がキーワードなんですね。今まで、美容にいいと言われる食品を食べればいいと思っていました。そういうものを意識的に選んで食べてきたけど、いいものをずっと食べていても腸内に多様性は育まれないんだなぁ。今までの僕の中にはなかった良い食事の考え方だったので新鮮です」

啓太「例えば、スーパーに買い物に行くと、だいたい自分の好きな食材を選んでいます。だから、あえて初めて目にした食材や、食べたことのない食材を選んでみてください。そうするとたくさんの種類を食べることができるようになります。腸のためには1ヵ月で100種類以上の食材を食べるのがいいとされています」

りんたろー。「えっ、100種類も! それは大変だ。自分の中では野菜で食物繊維やミネラルはとれていると思っていたので、いろんな種類をとるのが大事だというのは気づきです」

啓太「僕も『食物繊維は食物繊維でしょ』って勘違いしていて。実は、食材ごとに食物繊維の種類もさまざまで、いろんな種類をとることで、腸に存在するたくさんの細菌のエサになっているんです。そのことを意識するだけで腸内環境は変わってくるかと思います」

【腸活のオーソリティ鈴木啓太×りんたろー。対談】菌を増やすために必要な食事は、量よりも多用性だった!?【連載86回】

りんたろー。「お腹にペットを飼っている感覚に近いですね。『この子たちの大切なエサになる』とイメージするといいかも(笑)。勉強になるなぁ。腸活は、ただ食物繊維をとればいいってだけじゃダメなんですねぇ。フルーツや芋類は確かに今まで食べる機会が少ないから、積極的にとるようにします!」

冨士川いろんな種類のフルーツを食べるのが難しいなら、フルーツを乾燥させて粉末にした市販の果物パウダーもおすすめです。食物繊維もとれるので、ヨーグルトに混ぜたり、ドレッシングに混ぜてもおいしいですよ」

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海藻、きのこをたっぷり食べて酪酸菌を増やす!

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