【小山田早織PROFILE】
スタイリスト。TV「ヒルナンデス!」や女性誌、広告等で提案する、等身大の高見えスタイリングが大人気。
Instagram:saorioyamada
▶ 前回のお題【小山田早織・妄想セレクトショップ】春トレンチはロング丈が正解!もcheck!
【今回のお題】鉄板レースはレディに着るか、カジュアルでいくか
“可愛い”アイテムこそ取り扱いは厳重注意
春になると着たくなるレースアイテム。今年はコレクションでも多数お目見えしていて、トレンド性もばっちり。もともと可愛いデザインが多く、男性ウケもいいので好きな読者も多いはず。でも、その“可愛い”が実は曲者。“可愛い”系は上手に取り入れないとあっという間に“こダサい”系に転落してしまうのです。今春はカットワークレースなど、デザイン性の高いものが多いので、シンプルなアイテムに合わせると散らからず、全体がすっきりまとまります。さらに上を目指すなら、ラフなアイテムに合わせてカジュアルダウン、もしくは+レディでとことんフェミニン、の2択。振り切っちゃったほうがオシャレに見えますよ。
着用したのは【デビーデボのレースワンピース】
1枚で着るのはもちろん、ボタンを外してデニムコーデの上に軽く羽織っても可愛い。
ワンピース¥17500/スローブ イエナ 自由が丘店(デビーデボ)
1枚で決まる主役級レースワンピースには、デニムジャケットを肩がけして一気にカジュアルダウン。レースの甘さに抜け感プラスでこなれた雰囲気を演出。
ペチコート付きワンピース¥17500/スローブ イエナ 自由が丘店(デビーデボ)
デニムジャケット¥3990/ユニクロ(UNIQLO)
バッグ¥3590/CODESHARE(fifth)
シューズ¥12000/キャセリーニ(ル・ベルニ)
ピアス¥14000/アルアバイル(ホルヘ・モラリス)
Point 1◆大胆なカットワークに注目
肌がほどよく透けるカットワークレースは女っぽさ抜群。モード感もあるので、1枚あると大活躍。真っ先に手に入れたいアイテム。
Point 2◆足元はワンピと同色が吉
インパクトのあるレースワンピの足元は、できるだけ主張がないほうがバランス良き。同色や抜け感のあるデザインのものを選んで。
こんな着こなしもオススメです!
素朴と見せかけて、実はモードなスタイリング
白のレーストップスにデニムサロペット。一見可愛らしい着こなしに見えるけど、サロペットのデザインに注目。切り替え部分がプリーツだったり、モードなディテールが光ってます。
トップス¥27000/アルアバイル(ルル・ウィルビー)
サロペット¥32000/カーサフライン表参道本店(CASA FLINE)
バッグ¥4190/CODESHARE(fifth)
サンダル¥13000/キャセリーニ(ル・ベルニ)
ドラマティックレースで叶える女優スタイル
繊細なレースにワインレッド。そんなドラマティックスカートには、ひるまず大ぶりフリルのハイゲージニットを合わせて突き抜けて。とことんレディに決めるのもアリなのです。
スカート¥36000/ANAYI
ニット¥16000/アルアバイル(ルル・ウィルビー)
バッグ¥5000(コントロールフリーク)
ピアス¥3000
バングル¥2500/キャセリーニ
サンダル¥7900/グランデ(エンチャンテッド)
カットワークレースは同系色でまとめて
ボリューム&インパクト大のカットワークレースブラウスは、同系色のリネンスカートを合わせてナチュラル系に仕上げるのが正解。そのシンプルさが“大人可愛い”雰囲気を演出。
ブラウス¥19000/アプワイザー・リッシェ プレスルーム
スカート¥22500/スローブ イエナ 自由が丘店(VERSO)
バッグ¥9000/キャセリーニ(ル・ベルニ)
サンダル¥7900/グランデ(エンチャンテッド)
撮影/須藤敬一(モデル)、魚地武大(TENT./静物) ヘアメイク/山本ゆかり スタイリング&モデル/小山田早織 構成・文/飛谷朋見
Edited by 遠藤 友子
公開日: