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美容家・石井美保/皮膚科医・髙瀬聡子対談|アラサー女子がやるべきケア
◆教えてくれるのは……
(左)美容家 石井美保さん
(右)ウォブクリニック 中目黒総院長 皮膚科医 髙瀬聡子先生
皮膚科医、美容皮膚科医。わかりやすいカウンセリングと的確な治療&ケア提案に定評あり。「アンプルール」のプロデュースも。
【石井メソッドの答え合わせ!】いまアラサー女子が本当にやるべきケアとは?
VOCEスキンケア企画のご意見番でもあるおふたりが、夢の共演。お互いの美肌理論には、一致するところだらけでした!
髙瀬先生:石井さんの新刊を読みましたが、共感できる部分、続出でした!
石井さん:ありがとうございます! 突飛な内容ではなく、スルーされがちな基本的なことばかりですが、美肌のコツは昔から一緒なのかなって思っていて。
髙瀬先生:今は情報が多いぶん、その基本がわからず迷っている方ばかり。たとえば、毛穴にファンデが詰まっている方が多いのですが、石井さんのご指摘どおり、ファンデとクレンジングの相性や洗い方に問題がある方がほとんどです。
石井さん:私自身、若い頃は厚く塗ってナンボだと思っていたし、毎日ゴシゴシこすり落としていて……。乾燥は悪化し、毛穴も目立つ一方だったので、クレンジングや洗い方を変えてみたところ、数日で違いを実感。そこからこすらないケアを極めるようになりました。
「キレイになるために、過激なことをする必要はない。肌をもっと大切にして」(石井さん)
髙瀬先生:そうやって自分の肌をみて気づけることが、実は大切。日本人の肌は炎症で色素沈着を起こしやすいから、こすってはいけないし、水と油のバランスがよい乳液が日本人ならではの繊細な柔肌をつくる。そういう根本を知らないと、クリニックでどんなに治療してもぶり返してしまうんです。そして、素肌を触ると、人間は気持ちよさと幸せを感じるもの。正しいお手入れで、そんな触れ心地のいい肌を目指してほしいですね。
石井さん:皆さん、肌が変わると表情が輝くのはそういう作用も関係してそう。
髙瀬先生:そう思います。石井さんは真面目で熱心に突き詰めるタイプなのに、軌道修正できる柔軟性もある。だからこの美肌メソッドにたどり着けたんだと思います。これからも広めてくださいね。
石井さん:ハイ、精進します!
「スキンケアは癒やしの時間。片付け仕事としてするのはもったいない!」(髙瀬先生)
肌だけでなく、表情まで眩しいほどに輝く塾生たちのリアルボイスをお届け。“周囲からケア方法を聞かれて伝授している”という声も続出です!
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