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「カフェインと水」は摂り方次第で汗に影響がある？
吉木伸子先生
交感神経と汗の関係についてお伝えしましたが、「交感神経をオン」にする飲み物として少し注意していただきたいのが、コーヒーなどの「カフェイン」が含まれる飲料です。
カフェインで眠気が緩和されるのは、交感神経が刺激されて脳に血液が集まるから。エンジンがかかった交感神経は、発汗を促すことにもつながってしまいます。普通に楽しんだり、眠気覚ましの目的なら構いませんが、オフモードになりたいとき、ひいては汗を止めたいときの一杯には向いていないといえるでしょう。
汗をかかないよう、「水をなるべく飲まない」という方もいらっしゃいますが、それは間違った対処法。この猛暑下の水分摂取不足は、脱水症状の危険性が高まります。いくら汗が気になっても、水分補給は適切に行うようにしてください。
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