【植松晃士 おブス!?おモテ!?の分かれ道】“パステルカラー”を着こなすには【肌のくすみ】を取り除くべし！

【今月の美の格言】くすんだ肌でくすみコーデを着るべからず！

■教えてくれたのは……

植松晃士さん
ファッションプロデューサー。VOCE読者にとっては“ファッション×美容”のご意見番！

【今回のおブス】妖怪くすみおブス

この春、“キレイ色”として注目される、ちょっとくすんだパステルカラーは、上手に着こなさないと、“くすんだ人”になる可能性大。回避法、教えます。

植松：この前、仕事の移動中にちょいモテさんが目に入ってきて。白いトップスを着ている人って、それだけで小ギレイに見えると思ったのよね。

編集M：おモテですね！

植松：ちょいモテです！それに対して、小汚く見えやすいのもあるのよ。

編集M：えっ、どんなトップスですか!?

植松：ミントグリーンやピンクといったパステルカラーなんだけど、確実に濁ってるのよ。少し黄みがかっているというか、 日に焼けて色褪せしているように見えるというか。

編集M：それって、もしかして今シーズン、トレンドのくすみパステル……。

植松：セットアップや上下バラバラといろいろあるけど、いずれにしろ、バッグや靴も含めて、オールくすみパステル系 でまとめちゃってるでしょ。正直、素材がものすごくよければ、それでも成立するんだけど、普通に着ちゃうと、とにかく顔までくすんで見える！　大人っぽい装いに憧れているのかもしれないけど、確実に肌がくすんで見えてオバサンっぽくなるのよ。もっと年齢を重ねてから、いくらでもできるコーディネートを、なぜ、まだ若い今やるのかしら？

編集M：トレンドって言葉に、とことん弱いんです……

植松：きっと彼とデートしていても、目撃した彼の友達は彼に「お姉さんと歩いてたよね？」といってくるはずよ。

編集M：きゃー、避けたい（涙）。

植松：せめてもの逃げ道は、白と合わせることね。トップスに白をもってきて、くすみパステルは顔から離れたボトムに 使ったら、いいと思うわ。小物もゴールドかシルバーのメタリックに走るのが正解。白トップスにすると、メイクの色に困らないというメリットもあるのよ。

編集M：はい。絶対にそうします(涙)。

植松：そして、はずせないのが、お肌のお手入れね。くすみパステルが流行っている以上、相当、頑張らなくちゃダメよ。

編集M：どうしたらいいんでしょうか？

植松：くすんだ肌×くすんだ色の服の組み合わせは、すっごく危険で、一段とくすんで見えるから、とにかく肌のくすみ を取り除くことね。今は洗うだけ、ふき取るだけでパーッと晴れやかになるアイテムも増えているから、オススメよ。

編集M：あわせて、美白ケアもしたほうがいいですよね？

植松：もちろん！　シミのもととなるメラニンへの対策だけではなくて肌全体のブライトアップを考えた美容液や、体の 中からアプローチしてトータルで透明感のある肌を目指すサプリもあるわよ。

編集M：はい。おブスにならず、くすみパステルを着こなせるよう頑張ります！

おブスの処方箋①：肌をくすませる要因に全方位から働きかけ、透き通った肌へシフト

今、話題のオートファジーにも着目することで、肌がみずから明るくなる力をバックアップ。

パーフェクショニスト プロ ブライト セラム 50ml ￥14500／エスティ ローダー

おブスの処方箋②：たった10日で！？　滲み出るような透明感と発光感をオン

うるおいや透明感をもたらすレシピに加えて、腸活や睡眠の質の向上もターゲット。

ホワイトロジスト オーバーナイト インナープラ ス 約30日分 ￥7500／コスメデコルテ

おブスの処方箋③：くすみの原因をすっきりふき取り、明るく輝くような肌に

古い角質をふき取りながら肌をほぐして、次に使うコスメの浸透をブースト。美白ケアとの併用もオススメ。

フェアルーセント クリアローション 160ml ￥5000／メナード

おブスの処方箋④：すっきりとしてトーンアップ。全身に使いたくなる〜

植松さんが溺愛中。濃密で心地よい泡を洗い流すと、空気中の汚れや古い角質が取り去られたクリーンな肌がお目見え。うるおいもキープ。

ソープ 100g ￥10000／ザ ・ギンザ

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撮影／伊藤泰寛　ヘアメイク／松本晃幸　スタイリング／曽我部将人　イラスト／黒猫まな子　取材・文／楢﨑裕美