大人気の美容家・石井美保さんの待望の著書「一週間であなたの肌は変わります 大人の美肌学習帳」が大好評発売中。そんな美しすぎる石井美保さんが、マスク生活の今、すべき美容について語ってくれました。
４３歳、奇跡の美肌！ 人気美容家で麻布十番のサロン「Riche（リッシュ）」のオーナー石井美保さんのもとには、いま「マスクで肌が荒れています！」というお悩みが殺到。「ニキビができちゃった」「こすれて荒れた」などマスクまわりの肌悩みから、心もほぐれるお手入れまで、今すぐ役立つケアメソッドをたっぷりご紹介します。
洗顔法を変えて一週間で、あなたの肌もきっと生まれ変わる！ 石井メソッドなら、何歳からでも肌は立て直せるんです。
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マスクで肌荒れ女子、急増中！ 美容家 石井美保さんが答えます。
マスクで起こる顔のたるみ対策
Q.マスクをしていると顔がたるみますか？
「私自身もすごく感じているんですけれど、マスクをずっとしていることによってマスクの中が無表情なんです。普段だったら人に見られているから口角を上げたり、なるべく表情筋を使って人と会話しようと気を付けているのでたるみにくいんですが、今はマスクをしていて顔の半分が全く見えていないので、無法地帯になっている状態。私のもとにも、筋肉が衰えてしまってたるんできた、触ってみて弾力がない、フェイスラインが崩れてきた、ほうれい線が深くなってきたというお悩みの声が多く寄せられています」
Q.マスクをして顔がたるむのはなぜ？
「マスクをしていると、無表情になりがちで、顔の筋肉が動いていないというのが、一つの要因ですが、それ以外にも良質な睡眠がとれていないということもたるみの原因になってしまいます。今は不安定な毎日で、時間がいっぱいあったとしてもしっかりとした良い睡眠がとれてい方も多いのではないかと思います」
Q.『肌アイロン』とは？
「よく『肌アイロンって何？』と質問をいただきます。美容液や乳液、クリームなど何かを付けたときにする『塗り方』のことで、特別にするマッサージではないです。新刊『一週間であなたの肌は変わります 大人の美肌学習帳』の86、87ページにも詳しくやり方のプロセスを書いてありますが、今回はそのやり方を伝授します！」
石井さん直伝！ 『肌アイロン』のやり方！
「ただ肌を引き上げるだけだと、目尻にしわが寄ってしまうんですね。なので、右側の顔を『肌アイロン』するときは左手の指でこめかみ辺りをクイっと抑え、皮膚をピンと張るような状態でキープします。薬指と小指の2本を使い、顔の形状にフィットさせ、ほうれい線やあご周りのもたっとしているお肉を右手の中に一回かかえこんで、こめかみの方へ流します。大切なのは、美容液などを指先にしっかりつけて、ただ肌の上をなでるように滑らせること。そのあと一回こめかみまでもってきたたるみや老廃物が戻ってこないように、左手でもう一度支えてあげて、さらにまた同じようにたるみを引き上げてます。
これを１０回やると、鏡を見たときに『肌アイロン』をした側の顔だけクイッと上がって、顔の幅の狭くなり、小顔になっていますよ！ 『肌アイロン』の強さは赤ちゃんの肌や頭をなでるくらい優しくおこないましょう。グーッと押したりするのではなく、優しくなでるくらいの圧で大丈夫です。
スピードはゆっくりのほうがいいですね、急いでサッサとやると、どうしても圧がかかってしまうので、優しくなでるようなイメージで触れてください。『肌アイロン』は、グイグイ押すものでも、マッサージするものでもなく、ただ塗る時のやり方なんです！ さらに効果的にケアできる、おすすめコスメもご紹介しますね」
Point
- こめかみをピンと張ってたるませない！
- もたつく顔の肉を手の中にかかえこむ
- 力が入りにくい薬指と小指を使って肌の摩擦を防止
- もたつく顔の肉をこめかみまでやさしく流す
- こめかみに移動してきた老廃物を手で押さえなおす
- 左右１０回ずつ繰り返す
- 必ず弱い圧で！ 肌をこすらずとにかく優しく
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Q.『肌アイロン』の際におすすめの石井美保さん愛用コスメは？
クレ・ド・ポー ボーテ セラムラフェルミサンS (医薬部外品) 40ｇ ￥30000
「私もマスクをしている時間が長くなるうちに、ふと気が付いたときにフェイスラインが落ちてしまっていて、いつもみたいに上手に笑えないということがありました。肌を触ったらもうクタクタでいつものプリンと跳ね返す感じがなかったので『これはいけない』と思って。唯一これだけは買いに行かなきゃと思い（編集部注：石井さんが出かけたのは3月上旬です）、すいているお店を探して買いに行ったのが、クレ・ド・ポー ボーテの4D美容液『セラムラフェルミサンS』。
これはインスタグラムにも何回も載せていて本当に愛用している美容液です。お値段は３万円くらいしてお高いんですが、実際にすごく効果を感じられますよ。塗ったその日の夜に肌を触って『あ、ちょっと弾力が戻った』という実感があり、ここ最近毎日欠かさず、朝の『肌アイロン』をやる際にこの商品を使っています。それによって少し乱れて不安定になっていた輪郭が戻ってきたように思います」
「クレ・ド・ポー ボーテの美容液は、『肌アイロン』をするときに最適。これを使って『肌アイロン』をすると、深刻に垂れてきたほうれい線もちゃんと回復できたな、と思えます。レスキューコスメとして、これひとつあったら安心だな、と思って唯一買ったのがこの商品ですね。
私が今感じるのは、マスクの中で口まわりが一番筋肉を使っていなくて、ゆるんできてしまい、ほうれい線がいつもより深くなってしまっているな、ということ。だから、ほうれい線まわりのたるみを毎日『肌アイロン』で流すようにしています。
そんなにPCを見ているつもりはないのですが、疲れているからなのか、目のまわりも黒ずんで疲れて見えるという日が最近は特に多いので、目のまわりも必ず『肌アイロン』で流しています」
石井美保さんからメッセージ
「今回は皆さんが今できるケアについて詳しくお話ししました。この度出した書籍『一週間であなたの肌は変わります 大人の美肌学習帳』は誰でもできることが詳しくわかりやすく書いてあります。
今は、お家でじっくり美容に取り組めるタイミングだと思います。読みながら自分の肌と向き合って、『こんな時期だけど、頑張ってね』と肌に声をかけるようにして。スキンケアを少しでも楽しんでいただけたらいいなと思います。
『肌の立て直しケアをしよう』とか『スペシャルケアをしよう！』という時には、新しいテクニックや新しい商品を紹介したいと思います。是非その時まで楽しみにしていてください」
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▶Kindle版
一週間であなたの肌は変わります 大人の美肌学習帳
■本体 1350円（税別）
VOCE６月号の付録は石井美保さん監修！
【VOCE6月号付録速報】石井美保プロデュース! 洗顔で肌が変わる「洗顔見直し4 点セット」
撮影／岡部太郎（SIGNO）、岩谷優一(vale A)、内山功史 ヘア／大野朋香（air）
Edited by VOCE編集部
公開日：
