「あの人、肌キレイね」と言われるための絶対のルール。
それは、「“ちょうどいい”ツヤが、“ほしいところ”にある」こと。
その基本が「ほっぺた」。
ここは、絶対的にツヤが必要なエリア。しかも、この「ほっぺた」は、下地やチークでツヤっぽいものを選べばOKと思いがちだけれど、実は、スキンケアがちゃんとできていないと、最もツヤが出にくく、メイクで作っても長持ちしないエリア、なのです!
その土台となるのは、正しい保湿ケア。
肌をうるうるした状態をキープできるよう、肌状態を整えること。だから、夜のスキンケアから、しっかりとケアをしてほしいもの。
暑くなってきたこの季節だからこそ、間違ったケアをしがちだけれど、「夜のケアは、オイリー肌でもコンビ肌でも乾燥肌でも“ベタベタ・テカテカ”になるまで!」が正解。
じゃあ、朝のケアはどうすれば? テカリたくないから、メイク崩れしたくないから、なんて、朝のケアをマイナスするのは厳禁!
1.朝は「肌内部をみっちりさせる」保湿ケアから。
まず、朝ケアに組み込みたいのは“ブースター”と言われる、洗顔後すぐに使うアイテム。
朝こそ、肌内部へと保湿成分を届けて、一日中肌が内側から水分を与え続けられる状態にしたいから。
肌の奥まで保湿の道筋をつくり、基盤をととのえる「麻布十番 塩澤式エスティング美容乳液」(写真左・30ml ¥8800)は、とろみのあるしっかりした美容液。
ブースターにしては重いかな、とも思うテクスチャーだけど、これが、あっという間に肌をなめらかに整えてくれて、朝ケアにピッタリ。
「クレ・ド・ポー ボーテ ル・セラム」(写真右・40ml ¥25000)は、登場したとたん話題になった名品ブースター。ブースターの域を超えて、肌のコアを鍛えるような働きもあるセラム。
こちらは、洗顔後すぐ使うのにピッタリの、サラリとした肌がゴクゴク飲み込むようなテクスチャー。
とにかく、肌がうるおいを貯め込むために、朝こそ使っておきたい!
2.さらに「高機能ローション」で、水分を貯め込む
夜のケアでも「高機能ローション」は使っておきたいけど、朝は、さらりとした使いやすい高機能ローションをオススメ。
「エスティ ローダー マイクロ エッセンス ローション」(写真左・150ml ¥11550)は、2014年のベストコスメ1位を取った逸品。日本女性のために開発された、ゆるがない肌づくりを叶えるローションだ。
そして「FTC パーフェクト トリートメント ミストエッセンスRS」(写真右・120ml ¥8100/税込み)も、エイジングケア成分のフラーレンを高配合した1本。ミスト状なので使いやすいのも◎。
ブースターの後、頬を中心に、丁寧に肌の奥へ入れ込むステップを。肌がゴクゴクと飲み込むようならば、2度づけ、3度づけもOK
3.そして、裏技の最終兵器「スリーピングマスク」の朝使用!
ローションのあと、美容液やクリームを頬中心に軽めに伸ばした後、ツヤ肌を仕込むためのオドロキのテクニックがコレ、なのです。夜用の洗い流さない保湿マスクを、朝使う!
「ヘレナ ルビンスタイン P.C. ラディアント イン マスク」(75ml ¥12000)。本来は夜、肌の潤いを閉じ込め、さらに一晩中マスクしてくれるためのもの。
ハリ・弾力を与え、みっちりした肌へ導いてくれるスキンケアの総仕上げマスク。夜、潤いが足りないと思ったときにはすかさず投入したいアイテムです。
これを朝、一番ツヤを与えたい「ほっぺた」ゾーンに、うす〜く、うす〜くのばす。
そうすることで、肌が一枚の均一な膜になって、水分をたたえた膜が光をやわらかく反射してくれる。これが、肌が、奥からうるおって見える「ちょうどいいツヤ」を演出してくれるんです。
……でも、テカるんじゃない?っていう心配は無用。メイク崩れも気にしないでOK。だって、うすくうすくのばしているから。しかも、キレイな一枚膜になっているから、実はファンデもキレイに載るのです。
とはいえ、その後いきなり下地を塗るのはNGです。お茶を飲んだりしながら、少し時間をおいてから、ベースメイクに取りかかって。
スキンケアでツヤをもたらしながら、それを一日もたせるには、夜のケアはもちろんだけど、朝ケアにも、コツがいっぱいあります。
ほんの少しのコツと手間で、一日うるツヤ肌がキープできるんです!
Edited by 湯川 円
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