◆教えてくれるのは……
美容家 石井美保さん
こすらなければ一週間で肌は変わります
なぜ、こするとダメなのか
洗顔からメイクまで、私たちは無意識に肌をこすりがちです。この摩擦が実は肌トラブルの根源。刺激によって炎症が起こり、赤みや吹き出ものが発生。シミ、シワ、たるみの原因になりえます。また、刺激から守ろうとして肌が分厚くなることで、潤いを与えても入らず乾燥が進み、くすみや毛穴も目立つように。
では、こすらなければ、肌はどうなるか? まず、刺激による炎症がおさまることで、赤みや吹き出ものが改善。肌は柔らかくなり、開いていた毛穴は閉じ、角栓が取れて目立ちにくく。健やかな角層が育ってキメが整い、肌の水分保持力が回復。ゆらぎにくくなってツヤも出ます。炎症によるメラニンの過剰生成やコラーゲン破壊もおさまってシミやシワが薄くなり、ハリも復活、といいことだらけ。実際、私自身、“摩擦ゼロ洗顔”を一週間続けた時点で、くすみや乾燥が劇的に改善し、さらにこすらないケアを徹底してインナーケアにも気を使うことで、長年の悩みであった極度の乾燥肌を克服できました。今では「数年前よりも若い」など肌を褒めていただけるまでになり、自信がもてなかった肌がとても愛おしい存在に。
そんな私のこすらないメソッドをサロンの顧客の方やVOCEST!に実践していただいたところ、皆さん、一週間で変化あり! 続けるほどに肌がキレイになり、ケアが楽しくなったという嬉しいお声もいただきました。そうです、こすらないだけで肌は変わるのです。
スキンケアもメイクも徹底して摩擦レスです!
実際、石井さんがどんなことに気をつけているかをチェック。スキンケアはもちろん、メイクをするときにも一切こすりません!
◆洗顔・クレンジングも
指が肌に触れないようにクレンジングは多めにのせて指を優しくすべらせ、洗顔はたっぷりの泡をモフモフと押して、摩擦をブロック。
◆乳液・クリームも
手のひら全体になじませてから肌を押さえ込むプレス塗りが正解。“肌アイロン”は乳液をたっぷり使い、肌をなでる要領で行って。
◆下地・日焼け止めも
日焼け止めや下地も乳液と同じように手のひらにのばしてから、肌にオン。軽くスタンプを押すようにペタペタと広げて、スポンジで押さえて均一に。
マシュマロムースタッチパフ ¥450/ロージーローザ
もっちりした感触で肉厚。ムラづきなくフィット感がアップ。
◆シャドウやチークも
チップ、ブラシ、指といかなるツールを使う場合でも、横にすべらせたり、くるくるするのは×。トントンと優しくのせるのが鉄則!
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「一週間であなたの肌は変わります」内容をチラ見せ!
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