4河北裕介さん直伝! 印象操作でなりたい顔に
メイクの中でも圧倒的に「苦手だ」と感じる人が多い眉メイク。だけど眉さえキマれば、願う印象が簡単に手に入るのも事実。整形級の変身が叶うそのテクを人気ヘアメイクの河北裕介さんが指南。
毛流れを生かして究極のピュア顔
<HOW TO MAKE-UP>
【1】スクリューブラシでブラッシング
毛流れに沿ってシュウ ウエムラのスクリューブラシでとかして整え、眉の中のパウダーの粉を落とす。
シュウ ウエムラ シンセティック マスカラ コーン
眉メイク前の下準備はこれがないと始まらない
眉毛をきっちりキャッチできるスクリューブラシ。眉に絡んだ余分なファンデを落として毛流れを整える。¥700
【2】眉の左右差やフォルムをチェック
眉が左右対称な人はいないので、高さやカーブの違いを事前に確認。
【3】淡色ポマードでまずは下描き
ローラ メルシエのアイブロウアイテムの左側(ポマード)で毛が薄い部分に色を足して、下地をつくる。
右:ローラ メルシエ ブロウ ブラシ ダブルエンド N
毛の硬さ、シェイプ全てが理想の優秀ブラシ
河北さん絶賛! 斜めカットのブラシと先端が細くなったブラシのダブルエンド。¥4200/ローラ メルシエ ジャパン
左:ローラ メルシエ ポマード アンド パウダー ブロウ デュオ ブロンド
ポマードとパウダー。W使いで立体的な眉に
ジェルとワックスのいいとこ取りなテクスチャーで自眉のようなリアルさが出せる。¥3300/ローラ メルシエ ジャパン
【4】眉尻に影を足してストレート眉に
左眉が上がり気味なので眉尻の下側にローラ メルシエのアイブロウアイテムの左側(ポマード)で直線的な影をプラス。
【5】眉尻は延長せず小顔を狙う
眉尻の位置は小鼻と目尻をつなぐラインの延長線上。長すぎ厳禁!
【6】パウダーで毛の密度を高める
下描きに沿ってローラ メルシエのアイブロウアイテムの右側のパウダーで色を足し、毛の密度を強調。
【7】アイブロウマスカラで仕上げ
毛流れに沿って眉頭→眉尻にイプサのアイブロウマスカラをオン。眉全体の色調を整える。
イプサ クリエイティブ アイブロウ エレメンツ 02 (アイブロウマスカラ)
小回りが利くサイズ感で眉尻までしっかり染まる
マスカラは自然な発色も秀逸。アイブロウリキッド、アイブロウペンシル、アイブロウマスカラのセット。¥5000
【8】眉頭は上へ、それ以外は横へ
ブラシを動かす方向は毛の生え方と揃えると毛並みがキレイに整う。
完成!
ストレートなフォルムと自然な毛流れがイノセント
まるで地眉のようなナチュラルさが魅力。メイク感が出すぎないから、若見えだって楽々叶う。眉の中で毛の薄い部分にだけ色を足したり、ブラシで丁寧に毛流れを整えるなど、手を加えるのは必要最小限で。
◆MAKE-UP POINT
ナチュラル眉に似合うほんのりとした血色感
ナチュ眉に合わせるなら、頰や唇に加える血色感もできるだけ自然なカラーを。目元は潔くマスカラやアイラインを引き算すれば、ピュアさが際立つ。
眉頭を制して凛としたマニッシュ顔
<HOW TO MAKE-UP>
【1】眉頭を四角いフォルムに
眉頭をローラ メルシエのアイブロウアイテムで四角く整える。まず左側(ポマード)で影を仕込み、右側(パウダー)を重ねる。
右:ローラ メルシエ ブロウ ブラシ ダブルエンド N
毛の硬さ、シェイプ全てが理想の優秀ブラシ
河北さん絶賛! 斜めカットのブラシと先端が細くなったブラシのダブルエンド。¥4200/ローラ メルシエ ジャパン
左:ローラ メルシエ ポマード アンド パウダー ブロウ デュオ ブロンド
ポマードとパウダー。W使いで立体的な眉に
ジェルとワックスのいいとこ取りなテクスチャーで自眉のようなリアルさが出せる。¥3300/ローラ メルシエ ジャパン
【2】眉頭→眉山は太く、まっすぐに
ローラ メルシエの同アイテムを左→右の順に使い上下のライ ンが平行になるように。やや太く。
【3】眉頭はやや内側に寄せる
眉頭の始点は、ノーズシャドウの延長線上。いつもより少し内側に。
【4】マスカラで毛を立ち上がらせる
眉頭から眉山まで、ブラシを上方向に動かし、毛を立ち上がらせる。
イプサ クリエイティブ アイブロウ エレメンツ 02 (アイブロウマスカラ)
小回りが利くサイズ感で眉尻までしっかり染まる
マスカラは自然な発色も秀逸。アイブロウリキッド、アイブロウペンシル、アイブロウマスカラのセット。¥5000
完成!
眉頭を強調すれば即・マニッシュ顔
まなざし、キリリ。知的ムードな今っぽ太眉
毛の密度が濃く、形はやや太め。直線的なラインにしなやかな強さを感じさせるフォルム。ポイントとなるのは眉頭。やや内側に寄せて少しだけ強調することで、骨格の立体感が際立ち、小顔効果も狙える。
◆MAKE-UP POINT
やわらかな色選びで強い眉とのバランスを
太く、濃い眉に合わせるならリップやシャドウはベージュなどの柔らかな色を選ぼう。眉の強さをほどよく中和できるからりりしくなりすぎない。
撮影/吉田崇(まきうらオフィス/人物)、伊藤泰寛(静物) ヘアメイク/河北裕介 スタイリング/杉本学子(WHITNEY) モデル/メドウズ舞良(VOCE専属) 取材・文/中川知春
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イマドキあか抜け眉のポイントはGerogeさんにお任せ
この記事に登場したコスメ(17件)